ドナー部の密度が少ない方と多い方では生涯において採取可能なドナーにどれくらいの差がでますか?
内田直宏 回答しました 2022/12/05
アジア人の平均は61.1FU/cm2で、最大は83FU/cm2で、低い方は50FU/cm2としている論文があります。
これをもとに面積等を平均値計算すると、アジア人の平均値は15718 FUs(グラフトや毛穴とほぼ同義)が存在します。
Rassmanは頭皮の有髪部面積をもとに、密度計算しておりますが、
密度(hairs/mm2)の違いが10あたり、安全領域の本数が約1250本の違いがあると言われ、障害において採取できる株数に約600グラフトの差が生じます。
つまり、密度の違いが、例えば多い方向に1.5倍変化するとしたら、生涯にわたり採取できる株数がおよそ3000グラフトの違いが生じるということです。
そのため、密度の評価はとても大切になります。
内田直宏 回答しました 2022/12/05
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