生え際(から前頭部にかけて)の薄毛が気になっているのですが、M字部分よりも中央部の薄毛が気になっています。
そこで質問ですが、中央部の密度を重視し、M字部分はそこまで多くは移植しない(またはM字部分はもっと剃りこみが大きくなってから植毛する)という植毛デザインの考え方は、おかしいでしょうか?先生はどうお考えになりますか?
(そのほうが将来のAGA進行に備え株数を抑える効果もあるかなと思いました。勿論生え際は下げすぎない前提ですが。)
写真等ございませんのでご回答しづらいかもしれませんが、ご回答が可能であれば、先生からの知見でお考えをお聞かせいただけたら幸いです。
ご多忙の折、恐縮ですが宜しくお願いいたします。
toshi様
植毛医の内田直宏です。こんにちは。
結論、全くおかしくないと考えますし、海外の植毛医でもそのあたりの意見はまちまちです。
すなわち、ご本人の希望によるということです。
M字部分の密度を高めて、中央部の密度を低めに行うという場合、患者様は比較的お若い年齢層の方に多く、M字部分の割れ目の密度を少なくし、かつ、ご予算が限られている場合に中央部が濃くできない場合などです。
toshi様のおっしゃる、中央部の密度を高めに行い、M字を控えめに行う方もおられますが、数でいえば、M字の密度を濃くいれてほしいという方の方が多いです。
AGAの進行的には確かにM字にある程度の濃さを求めた方が、経験上、他の方から見たときに薄毛感が少ない状態でお過ごしいただける可能性が高いです。
ただし、中央部、既存毛部へ移植穴作成を密に行なった場合にはショックロスのリスクは高まります。
内田直宏
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