LINE相談 Web予約 お電話

AGA治療

AGA治療とは

AGA(Androgenetic Alopecia)とは、男性型脱毛症(女性にも見られる場合があります)の一般的な名称です。この状態は、遺伝的要素と男性ホルモン(アンドロゲン)の影響によって引き起こされます。AGA治療は、この脱毛症の進行を抑制または逆転させるための一連の治療法を指します。

1. フィナステリド

フィナステリドは、AGA治療の第一選択で用いられる内服薬です。テストステロンがジヒドロテストステロンに変化する際に5αリダクターゼ(還元酵素)Ⅱ型が活動しているのですが、それを阻害することで、ジヒドロテストステロンの量を抑えます。それにより、AGAを予防することが可能となります。

フィナステリドの実物画像
《効果・効能》
フィナステリド内服により脱毛が抑制され、毛髪の成長期の割合を増やしますが、予防効果にとどまることも多く、大幅なボリューム増加が見られないことも多いです。
《服用方法》
フィナステリドの主な効果は、脱毛の進行を遅らせることです。多くの場合、数ヶ月の服用によって脱毛が抑制され、一部の人々には新しい毛髪の成長が見られることもあります。
《副作用》
肝機能障害、性的機能障害(性欲減退、勃起不全)、乳房の膨張(女性化乳房)や乳房の痛み、うつ病、気分不快、体毛の減少、頭皮の違和感・異常、初期脱毛・彗麻疹、眠気、尿量増加などが報告されています。

2. ミノキシジル

ミノキシジルは、もともと高血圧治療薬として開発された成分ですが、偶然、毛髪の成長が促進されることが発見され、現在は主に男性型脱毛症(AGA)や女性の薄毛治療等に外用薬や内服薬で広く用いられています。

《効果・効能》
ミノキシジルには毛母細胞の分裂、活性化を促進する効果があり、毛髪の休止期の割合が減り、成長期のサイクルを延長する効果があります。また、血管新生作用があり、自毛植毛後の生着率の向上が期待できると考えています。
《服用方法》
FDAや日本皮膚科学会のガイドライン上、内服薬は推奨されておらず、外用薬のみが認められております。通常5%濃度までにとどめた外用薬を使用し、1日2回の使用が推奨されております。
《副作用》
頭皮の痒み、アレルギーなどが起こり得ます。まれに、レスポンダータイプ(薬が効きやすいタイプ)の方は外用薬ですら、心拍数の増加やむくみが強くでる、呼吸が苦しくなる方などもおられるので注意しての使用が必要です。

3. デュタステリド

デュタステリドはフィナステリドと異なり、5αリダクターゼⅡ型だけでなく、Ⅰ型も阻害します。また、フィナステリドⅡ型に関してもフィナステリドの3倍を阻害するため、効果は強いですが、半減期が数週間と長く、副作用も生じやすいと考えられます。

デュタステリドの実物画像
《効果・効能》
Ⅰ型は頭皮や皮膚、前立線に多く分布していると言われており、前立線肥大症の治療にも用いられています。また、皮脂の分泌を抑えると言われており皮脂が過剰な方のニキビや肌荒れが改善することがあります。
《服用方法》
通常、1日1回、1錠(0.5mg)を服用します。長期間の服用が必要であり、効果を実感するまでには3カ月〜6カ月程度かかる場合が多いです。
《副作用》
基本的な副作用は、フィナステリドの副作用と同じですが、半減期が長く、副作用発現率はデュタステリドの方がより高いと言えます。

4. HGP

HGPは、卵黄タンパク由来の成分を主成分としたペプチドの内服薬です。卵黄タンパクは、栄養価が高く、多くのビタミン、ミネラル、アミノ酸を含んでおり、女性の薄毛の一部で改善する例もございます。

《効果・効能》
卵黄タンパク由来成分は、抗酸化作用、免疫強化、毛髪のボリューム促進など、多くの健康効果が報告されています。
《服用方法》
通常、1日1~2回内服します。
《副作用》
卵黄タンパク由来成分は自然な成分であるため、副作用のリスクは比較的低いとされています。しかし、卵にアレルギーを持っている人はアレルギー反応や生じる可能性があり、内服は基本推奨されません。

5. 低出力レーザー

低出力レーザー治療とは、帽子型のLEDレーザーにより毛髪のボリュームを回復させる治療のことです。当院では、Capillus社のレーザー搭載数が300個を超えるモデルのみ取り扱っております。詳しくはカウンセリングでご相談ください。

低出力レーザーの実物画像
《効果・効能》
毛髪ボリュームの増加が期待でき、植毛手術後のショックロスを軽減させる効果もあります。
《使用方法》
通常、1日置き(2日に1度)の使用で、1回6分照射が基本となっています。毎日やってもあまり効果は出ません。
《副作用》
リスクや副作用の懸念はほとんどありませんが、熱を感じる、頭痛が起きる可能性があります。また、判明していない副作用のリスクはゼロではありません。

まずはカウンセリングから。お気軽にご相談ください。

050-1352-7403

営業時間:10:00〜19:00(土日祝診療)
定休日:月曜日・木曜日(ただし、祝日は営業)

無料相談(施術・カウンセリング)のご予約