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なおるん毛髪情報局
PHYSICIAN SUPERVISING
ページの監修医師
アルモ形成クリニック
院長 内田 直宏(なおるん先生)
- ISHRS(国際毛髪外科学会)正会員
- 年間200症例以上の自毛植毛を執刀
- 違和感ゼロへ導く精密なグラデーションデザイン植毛が得意
毎日シャンプーするとハゲる?薄毛が気になる人のシャンプーの回数・頻度の正解は?
「CMでも皮脂のつまりは頭皮に悪いと言ってるし、ゴシゴシ洗っていいのかな?」
「でも、髪を洗うたびに髪の毛はどんどん抜けていくし、シャンプーのし過ぎは薄毛に良くないという噂も聞くし……」
「どれくらいの頻度で髪を洗えばいいか教えて!」
そんな悩みを解決する記事を用意しました。
結論からいうと、シャンプーのし過ぎが薄毛の原因になってしまう可能性があります。
この記事では
- 皮脂が持つ頭皮を守る大切な役割
- おすすめのシャンプーの頻度
- 薄毛に良いシャンプーのやり方3ステップ
この記事を読むと、シャンプーのやり過ぎがなぜ薄毛に悪いのかを理解することができます。
目次
皮脂の落としすぎが薄毛の原因に【本来の役割は?】
薄毛が気になる方には、「シャンプーのしすぎは良くない」と言えます。
「頭皮を清潔に保ちたい」という気持ちから毎日、人によっては朝晩の2回シャンプーをする人もいますが…
これは逆効果です。
その理由は、頭皮とって大切な皮脂を必要以上に失ってしまうからです。
もちろん、頭皮が不潔になると、十分な栄養が髪に届きません。薄毛対策のためには、頭皮を清潔にすることは重要です。
整髪料メーカーのCMの影響もあり、とにかく汚れを落とすことが何よりも大切だと勘違いしてしまう人も多く、これでは逆効果です。
「保湿」は皮脂の大切な役割
皮脂は頭皮に必要な存在
皮脂というと「ベタつき」や「汚れ」のイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、皮脂は頭皮にとって欠かせない天然の保護膜です。
本来、皮脂には次のような重要な役割があります。
- 紫外線や外部刺激から頭皮を守る
- 頭皮の水分蒸発を防ぐ
- 頭皮の乾燥を防ぐ
- 健康な頭皮環境を維持する
つまり、皮脂は頭皮の健康を守るために必要な存在なのです。
皮脂の役割① 紫外線から頭皮を守る
頭皮は常に紫外線や外部環境の影響を受けています。
皮脂は頭皮表面を覆うことで、こうした刺激から頭皮を守るバリア機能として働いています。
しかし、
- 洗浄力の強いシャンプー
- 過度な洗髪
- 朝晩2回以上のシャンプー
などによって皮脂を過剰に洗い流してしまうと、このバリア機能が低下してしまいます。
特に夏場は汗をかきやすく、洗髪回数が増えがちですが、頭皮への負担も大きくなりやすいため注意が必要です。
皮脂の役割② 頭皮の乾燥を防ぐ
皮脂には頭皮の潤いを保つ役割もあります。
顔のスキンケアと同様に、頭皮にも適度な水分と油分のバランスが必要です。
ところが、必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、
- 頭皮が乾燥する
- かゆみが出る
- フケが増える
- 頭皮のバリア機能が低下する
といったトラブルが起こりやすくなります。
さらに頭皮は乾燥を補おうとして皮脂を過剰分泌することがあり、ベタつきや毛穴詰まりの原因になることもあります。
頭皮環境の悪化が薄毛につながる
健康な髪の毛は健康な頭皮から生まれます。
頭皮が乾燥した状態が続くと、
- 血流が悪化する
- 毛根へ栄養が届きにくくなる
- 毛髪が細くなる
- ヘアサイクルが乱れる
といった変化が起こる可能性があります。
その結果、髪のハリやコシが失われ、薄毛や抜け毛が目立ちやすくなるのです。
シャンプーは「洗いすぎない」がポイント
頭皮環境を整えるためには、
- 1日1回を目安に洗髪する
- 自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
- 指の腹で優しく洗う
- 十分にすすぐ
ことが大切です。
脂性肌や整髪料を多く使用している方を除けば、過度な洗髪は必ずしも頭皮に良いとは限りません。
頭皮ケアはバランスが重要
薄毛対策では「汚れを落とすこと」だけでなく、「頭皮を守ること」も重要です。
皮脂は不要なものではなく、頭皮を保護するために必要な存在です。
頭皮環境を整えるためには、清潔さと保湿のバランスを意識し、頭皮に負担をかけないヘアケアを心がけましょう。
シャンプーは2日に1回で十分

頭皮の状態や生活習慣にもよりますが、基本的にシャンプーの頻度は2~3日に1回で十分なんです。
もちろん、夏の暑い時期はたくさん汗をかきますし、運動をするかどうかによってもベストな髪を洗う頻度は違います。
ただし、毎回シャンプーを使う必要はありません。
人によって毎日髪を洗わないと十分に汚れが落ちない方は「お湯のみ」で髪を洗うことを試してみてください。
基本的な汚れはぬるま湯で十分落ちますし、必要以上に頭皮を強くこすって皮脂が洗い流され過ぎるのを防ぐことも出来ます。
フケは頭皮の乾燥のサイン
「でも、フケが気になるからやっぱり毎日シャンプーしたい…」
という方もいると思いますが…
フケは頭皮が乾燥しているサインの一つです。
そもそも、市販のシャンプーの洗浄力があまりに強く、それに慣れてしまっているため、皮脂の不足した状態になりやすいと言えます。
そこでフケに気を遣って、「清潔に清潔に…」という気持ちからシャンプーの回数や量が増え、どんどん皮脂は失われていってしまいます。
薄毛に良いシャンプーのやり方3ステップ
どうしても毎日、またはそれ以上髪を洗ってスッキリさせたい方のために「皮脂を洗い流し過ぎないシャンプーのやり方」を紹介します。
- お湯で汚れを落とす
- 泡で優しくマッサージ
- しっかりすすぐ
というのが、大まかな流れになります。
頭皮にやさしい正しいシャンプーの方法
健康な髪を育てるためには、シャンプーの種類だけでなく洗い方も重要です。
間違った洗髪方法は頭皮環境の悪化につながり、抜け毛や薄毛の原因になることがあります。
ここでは、頭皮への負担を抑えながら汚れをしっかり落とす基本的なシャンプー方法をご紹介します。
① ぬるま湯で予洗いをする
シャンプーをつける前に、まずはぬるま湯で頭皮と髪を十分に洗い流しましょう。
予洗いを行うことで、
- 汗
- ホコリ
- 皮脂汚れ
- 整髪料の一部
などの汚れを落とすことができます。
実際に、髪や頭皮の汚れの多くは予洗いだけでも洗い流せるといわれています。
お湯の温度は38℃前後のぬるま湯が目安です。
熱すぎるお湯は必要な皮脂まで洗い流し、頭皮の乾燥を招く可能性があるため注意しましょう。
② シャンプーの泡でやさしく洗う
シャンプーは直接頭皮につけるのではなく、手のひらでしっかり泡立ててから使用するのがおすすめです。
十分に泡立てることで、
- 少量でも洗浄力を発揮できる
- 摩擦を軽減できる
- 頭皮への負担を抑えられる
といったメリットがあります。
洗う際は、指の腹を使って頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。
爪を立ててゴシゴシ洗うと、
- 頭皮を傷つける
- 炎症を起こす
- 頭皮環境が悪化する
原因になるため注意が必要です。
③ すすぎは丁寧に行う
シャンプー後は、すすぎ残しがないよう十分に洗い流しましょう。
シャンプー成分が頭皮に残ると、
- 毛穴詰まり
- フケ
- かゆみ
- 炎症
などの頭皮トラブルにつながる可能性があります。
特に、
- 生え際
- 耳の後ろ
- 後頭部
はすすぎ残しが起こりやすい部分です。
髪のぬめりがなくなった後も、さらに1〜2分程度を目安に丁寧にすすぐことをおすすめします。
④ ドライヤーでしっかり乾かす
洗髪後は自然乾燥ではなく、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。
頭皮が濡れた状態が続くと、
- 雑菌の繁殖
- 頭皮のニオイ
- 頭皮トラブル
の原因になることがあります。
まずは頭皮の根元から乾かし、その後毛先を乾かすようにすると効率的です。
正しいシャンプー習慣が頭皮環境を整える
シャンプーは「たくさん洗うこと」が目的ではなく、「頭皮環境を整えること」が目的です。
- ぬるま湯で予洗いする
- 泡でやさしく洗う
- 丁寧にすすぐ
- しっかり乾かす
これらを意識することで、頭皮への負担を減らし、健康な髪が育ちやすい環境づくりにつながります。
まとめ
この記事のポイントは以下の通りです。
・シャンプーのしすぎは薄毛の原因になる
・皮脂は頭皮を守る「バリア」「保湿」の役割がある
・シャンプーの頻度は2~3日に1回で十分
・頭皮に優しい洗い方を心がけることが大切
シャンプーの頻度だけでなく、洗い方や選ぶシャンプーの種類も大切です。
自分に合ったものがなかなか見つからない場合は専門医に相談することをオススメします。
監修医師コメント
シャンプーのしすぎは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を引き起こす原因になります。皮脂は頭皮のバリア機能を担っているため、過度に失われると外部刺激を受けやすくなり、頭皮環境の悪化につながります。
特に、頭皮の乾燥が続くと、かゆみやフケだけでなく、脂漏性皮膚炎などの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。また、バリア機能が低下した頭皮は細菌や真菌などの影響も受けやすくなるため、過度な洗浄は避けることが大切です。
シャンプーを選ぶ際には、洗浄力だけでなく成分にも注目しましょう。刺激の強い成分が多く含まれているものよりも、頭皮への負担が少なく、保湿成分が配合されたシャンプーを選ぶことをおすすめします。
頭皮ケアにおいて重要なのは、「しっかり洗うこと」ではなく「適切に洗うこと」です。洗いすぎも洗わなさすぎも頭皮環境の悪化につながるため、自分の頭皮状態に合わせたケアを心がけましょう。
まさに「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。頭皮を健やかに保つためには、バランスの取れたヘアケアが何よりも大切だと考えています。
このコラムの著者
アルモ形成クリニック
院長 内田直宏
筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。
まずはカウンセリングから。お気軽にご相談ください。
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