副作用・ショックロスに関して
ショックロスとは、①移植毛周囲の既存毛の脱落 ②移植した毛髪自体が脱落する現象のことを指し、術後1カ月〜3カ月に生じます。
せっかく植毛手術を受けたのにこの時期は手術前よりかえって悪く見えてしまうこともありますが、たいていは一時的ショックロスで、徐々に回復するケースがほとんどです。
(稀に永久ショックロスといって戻ってこないこともあります。)
施術直後
手術直後は体液が滲み出たり、赤みが生じたりすることがありますが、これはグラフトの移植直後の正常の反応です。術後1週間もすると、赤みが落ち着き、かさぶたができてきます。
術後1カ月後
術後1カ月はショックロスが生じ始めといったところで、移植したグラフトのほとんどが抜け落ちている時期です。また、移植穴作成により傷跡が少し赤黒くなり目立つ傾向にあります。
術後3カ月後
術後3カ月では、ショックロスから徐々に戻り始め、移植したグラフトから新しい毛髪が生え始める時期です。生え始めた毛髪はまだコシが弱く、癖毛になりがちです。
術後6カ月後
術後6カ月では、移植した毛髪はおおむね伸びてボリュームが増えてくる時期です。この時期になればだいぶ自毛植毛の効果を実感していただける時期となります。特に、高密度植毛で移植した場合は、かなりボリュームを実感していただける時期となります。
術後1年後
術後1年は自毛植毛手術の完成の時期です。この時期では、移植毛が伸びてボリュームが増えるだけでなく、徐々に癖毛が改善されて、自身の頭皮に馴染んできてヘアスタイルを楽しめる時期となるでしょう。
その他の注意事項
アルコールやタバコは頭皮の血行を悪化させる可能性があるため、手術前後は控えるようにしましょう。
強い運動や重い物を持つ行為も、頭皮に負担をかける可能性があります。
術後、一番大切な期間は3日間です。次に大事なのは術後4日目〜7日目となります。1週間がすぎていればおおむね、洗髪を開始していただき問題ないですが、洗髪方法もコツがありますのでクリニックへお問合せください。
安心保証制度
広範な生着不良が発生した場合
無償の再施術保証を
ご用意しております。
※詳細はクリニックまでお問合せください。