LINE相談 Web予約 お電話

なおるん毛髪情報局

AGAの基礎知識 なおるん毛髪情報局

つむじはげは思い込み?セルフチェックで見極める対策と治療法で不安をやわらげる

つむじはげは思い込み?セルフチェックで見極める対策と治療法で不安をやわらげる

「写真で撮るとはげて見える」
「つむじはげをこのまま放っておいても大丈夫?」

このように、つむじの薄毛に不安を抱く方は少なくありません。

しかし、つむじは自分では直接見えない位置にあり、鏡やスマホで確認しても光の当たり方や角度によって錯覚が生じやすい部分です。

実際には「思い込み」にすぎないケースも多く、冷静にセルフチェックを行うことが重要です。

この記事では、つむじはげの見分け方や原因、対策を医療情報を交えて解説します。

対策や改善方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

つむじが薄く見えるのは思い込み?薄く見える理由とは

つむじが薄く見える理由は「つむじの構造」や「毛の流れ」「光の影響」が関係していることもあります。

実際に薄毛でないケースでも、条件が重なるとつむじが薄く見える場合もあるのです。

ここでは、つむじが薄く見える3つの理由を紹介します。

  • 光の反射
  • ヘアスタイル
  • つむじの構造上の問題

それぞれ詳しくみていきます。

光の反射

明るい光の下でつむじ部分に光が強く反射すると、頭皮が透けて見えることがあります。

とくに屋外や照明の下では、この光の反射によって髪が薄く見えることがよくあります。

光の角度や強さによって、同じつむじでも見え方が変わることを知っておくとよいでしょう。

ヘアスタイル

髪のセットやヘアスタイルも、つむじが薄く見える要因のひとつです。

とくに髪をタイトにまとめたりトップを平らにしたりするスタイルだと、つむじ部分が目立ちやすくなります。

また髪がぺたんこになりやすいスタイルも、つむじが薄く見えがちです。

髪にボリュームを持たせるスタイリング剤やヘアドライヤーを使って毛の流れを調整することで、つむじの目立ち具合を軽減できることがあります。

つむじの構造上の問題

つむじは髪の毛が自然に外側へ流れていく構造を持っています。

この独特の毛流れが、つむじを周囲の髪と比べて薄く見えやすくする要因です。

毛が外側に向かって放射状に流れていくため、どうしても中心部分は頭皮が見えやすくなりがちです。

この自然な毛の流れを理解しておくことで、薄毛と勘違いしないための目安になります。

また、つむじには渦の数や方向など個人差があり、濡れた髪やつむじが細い・ボリュームが少ないなどの髪質によっても薄く見える場合もあります。

つまり、「見た目が薄い=必ずしも薄毛」ではありません。思い込みを避けるために、正しいセルフチェックが欠かせません。

つむじはげのセルフチェック法

つむじはげの初期段階を見逃さないためには、定期的なセルフチェックが有効です。

まずは明るい場所で鏡を使って、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  • 頭皮の状態を確認する
  • 髪の質やボリュームを確認する
  • 過去の状態と比べる

それぞれ詳しく解説します。

頭皮の状態を確認する

頭皮の状態を確認する際は、3つのポイントに注目しましょう。

  • 地肌が透けて見えていないか
  • 赤茶色に変色していないか
  • 毛の流れが乱れていないか

地肌が透けて、つむじの範囲が広がって以前より頭皮が目立つようであれば、薄毛が進行している可能性があります。

頭皮の色にも注意が必要です。炎症や血行不良によって赤茶色に変色している場合は、頭皮環境の悪化が考えられます。

また、毛の流れの乱れも重要なサインです。本来は放射状に広がるつむじの渦が不自然に崩れている場合、毛量の減少や抜け毛が進んでいる兆候かもしれません。

髪の質やボリュームを確認する

髪の質やボリュームを確認する際は、以下4つを確認しましょう。

  • 髪のコシや太さ
  • 全体のボリュームの減少
  • 抜け毛の増加
  • つむじまわりの渦が見えにくい

健康な髪にはある程度のコシや太さがあり弾力を感じますが、薄毛が進行すると次第に細く弱々しくなっていきます。

さらに、髪全体のボリュームが減ってペタッとした印象になり、スタイリングで持ち上がりにくくなるのも特徴です。

加えて、シャンプーやブラッシングの際に抜け毛が普段より増えていないかも重要なチェックポイントです。

このような変化が進むと、つむじ特有の渦巻き模様がはっきり見えにくくなり、薄毛が目立ちやすくなる場合もあります。

過去の状態と比べる

定期的に写真を撮って、過去の状態と比べると効果的です。

数ヶ月前と現在のつむじを比べて、薄毛が進行していないか確認しましょう。

薄毛は少しずつ進むため、定期的な記録が重要です。

スマホで写真を撮って保存しておくと、自分でも進行具合を把握しやすくなります。

つむじはげは、早期発見が対策のカギです。

進行を放置してしまうと改善までに時間がかかることが多いため、セルフチェックを習慣にしましょう。

月に1度、決まったタイミングで鏡の前に立ち、髪や頭皮の状態をチェックするのがおすすめです。

つむじはげと他の薄毛との違い

つむじが目立つからといって、必ずしもすべてがAGA(男性型脱毛症)によるものとは限りません。

つむじはげはAGAを含む脱毛症が原因で進行することが多いですが、円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、他の薄毛とは見た目や進行スピードに違いがあります。

円形脱毛症

円形脱毛症は、ある日突然円形や楕円形の脱毛斑が出現するのが特徴です。

進行スピードが速く、数週間のうちに脱毛範囲が広がることもあります。

自己免疫反応が原因とされており、ストレスや体調不良をきっかけに発症するケースも少なくありません。

AGAのように「じわじわと髪が細くなっていく」というよりは、部分的に急激に毛が抜ける点が大きな違いです。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、頭皮の皮脂分泌が過剰になり、炎症やフケを伴って起こる脱毛症です。かゆみや赤みが強く、頭皮環境が悪化して髪の成長が妨げられます。

AGAや円形脱毛症と異なり、頭皮の炎症やべたつき、フケが目立つのが特徴で、生活習慣やスキンケアの影響も大きいとされています。

このように、薄毛の種類によって現れ方や進行スピードは異なります。セルフチェックだけで判断するのは難しいため、不安を感じたら早めに医師に相談することが大切です。

当院では、オンライン診療にも対応しており、ご自宅から気軽に医師の診断を受けることができます。つむじまわりの薄毛かどうか迷った際には、まずはお気軽にご相談ください。

つむじはげの思い込みを解消する方法

つむじはげの思い込みを解消するためには、いくつかの視点からアプローチするとよいでしょう。

以下の3つの方法を活用することで思い込みを解消しつつ、薄毛の予防や改善にもつなげることができます。

  • 家族や友人の意見を聞く
  • 専門の医療機関に相談する
  • 定期的にセルフチェックする

それぞれ詳しく解説します。

家族や友人の意見を聞く

つむじが薄くなっているかどうかは自分では見えにくいため、家族や友人に確認してもらうのがひとつの方法です。

自分の不安が強くなると思い込みが生じやすいですが、第三者の客観的な意見は冷静な判断に役立ちます。

気軽に相談できる人にチェックしてもらい、実際の状況を確認することが大切です。

専門の医療機関に相談する

もし家族や友人の意見だけでは不安が解消されない場合、専門の医療機関で診てもらうのもおすすめです。

医師による診断により、つむじはげが実際に進行しているかどうかを正確に判断してもらえます。

自分では気づかない薄毛の兆候が見つかることがあれば、その反対に思い込みに過ぎないことがわかることもあるでしょう。 

専門家のアドバイスを受けることで、安心感が得られるでしょう。

定期的にセルフチェックする

定期的にセルフチェックを行い、過去の状態と比較してつむじが薄くなっているかどうか確認することも有効です。

月に一度、鏡を使って明るい場所でチェックする習慣をつけると、変化に早く気づくことができます。

また写真を撮って記録を残しておくと自分で変化を確認できるため、思い込みによる不安を軽減することが可能です。

つむじはげの思い込みは精神的な要素が関与していることがあり、思い込みにとらわれると解消が難しくなることもあります。

もし自分だけでは解消が難しいと感じた場合は、並行して薄毛対策を取り入れてみるのもよい方法です。

正しいケアを取り入れることで少しずつ不安がやわらぎ、前向きな気持ちを持つことができるでしょう。

生活習慣から見直すつむじはげ対策

つむじの薄毛はAGAなどの遺伝的要因だけでなく、生活習慣の乱れや日常のケア不足も大きく影響します。

つむじはげの対策を以下に6つ紹介します。

  • 禁煙する
  • ストレス解消する
  • 睡眠を十分にとる
  • 紫外線対策をする
  • 食生活を改善する
  • 正しいヘアケアをする

慢性的なストレスや睡眠不足はホルモンバランスを崩し、髪の成長サイクルを乱す原因になります。

栄養不足も髪の生成に必要なタンパク質や亜鉛が不足し、毛が細く弱くなるきっかけになりかねません。

また、強い洗浄力のシャンプーや過度なヘアカラーなど、誤った頭皮ケアも地肌の炎症や乾燥を招き、薄毛を加速させる可能性もあります。

このように、つむじの薄毛は「遺伝」と「生活習慣」が複合的に関わるケースが多いため、早期の対策だけでなく、生活習慣の見直しも同時に取り入れることが大切です。

つむじはげの今すぐできる対処法

つむじはげが気になるとき、すぐに何か対策を取りたいときもあるでしょう。

ここでは、今すぐできるつむじはげの対処法を5つご紹介します。

  • 短髪にする
  • 帽子をかぶる
  • 分け目を変える
  • パーマをかける
  • ウィッグをつける

急に人前に出る必要ができたときや写真に残る場面では、即効性のある対処法が役立ちます。

短髪にする

髪を短くすることで、つむじの目立ち具合が軽減されることがあります。

短髪にすると髪全体が均一に見えやすくなり、つむじ部分が薄く見えることをカバーできます。

美容院でのスタイル相談もおすすめです。

帽子をかぶる

最も簡単で即効性のある方法として、帽子をかぶることが挙げられます。

キャップやニット帽など、自分のスタイルに合った帽子を選べば、つむじを隠すことができます。

ただし、長時間かぶり続けると蒸れてかゆみが出る可能性があるので、適度な着用が望ましいです。

分け目を変える

つむじの目立ち具合は、分け目を変えることで調整ができます。

いつも同じ方向に髪を分けていると髪のボリュームが失われやすく、分け目が薄くなり、つむじが目立ちやすくなるのです。

分け目を変えるとボリュームが戻り、つむじをカバーできることがあるので試してみてください。

パーマをかける

パーマをかけて髪にボリュームを持たせることで、つむじはげを目立たなくすることができます。

とくに髪がぺたんとしやすい人には、カールやウェーブを取り入れたパーマがおすすめです。

ただし、パーマの薬剤が頭皮や髪にダメージを与える可能性があるため、頻繁な施術には注意が必要です。

ウィッグをつける

ウィッグを使えば、つむじを一時的にカバーすることができます。

自然な見た目のウィッグも多く、スタイリングの手間がかからないのがメリットです。

ただし、ウィッグも帽子と同様に蒸れやすく、長時間の使用で頭皮環境が悪くなることがあるため、適度な使用を心がけましょう。

短期的な対処法と合わせて、根本的な改善を目指すための長期的なケアや対策も並行して取り入れることが大切です。

つむじはげの治療方法

つむじはげが進行している場合、セルフケアだけでの改善には限界があります。

確実な効果を期待するなら、専門クリニックでの医療的な治療が有効です。

以下に、代表的な治療方法を紹介します。

治療法特徴
AGA治療薬・内服薬や外用薬で続けやすい(フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル)
・副作用に注意が必要
注入療法・メソセラピー・成長因子や栄養成分を直接届け、毛根を活性化させる
自毛植毛・健康な毛を移植し、自然に定着する
・一度の施術で半永久的な効果が期待できる

進行が進んでいるケースでは、自毛植毛といった外科的アプローチがもっとも有効です。

自分の健康な毛を後頭部などから採取し、つむじ部分に移植することで自然な仕上がりが得られます。

当院では「毛流れ」「渦の方向」まで考慮した解剖学的デザインを行い、つむじ特有の自然な見た目を再現できる点が強みです。

まとめ

自分はつむじはげかもしれない、と思い始めると不安が高まりますよね。

つむじ付近の髪は、光の反射やヘアスタイル、つむじの構造によって実際より薄く見えることがあります。

定期的なセルフチェックや第三者の意見を取り入れることで、思い込みかどうかの正確な判断が可能です。

しかし、自己判断では「思い込み」と「本当に進行している薄毛」を見極めるのは難しいものです。

専門クリニックでは正確な診断を受けられるだけでなく、薬物療法から植毛まで患者様の状態に合わせた治療プランを提案できます。

当院ではオンライン診療にも対応してますのでご自宅から気軽に相談できるため、忙しい方や遠方の方にも安心です。

お気軽にお問い合わせください。

このコラムの著者

アルモ形成クリニック 
院長 内田直宏

筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

内田医師のプロフィール画像

この記事をSNSでシェアする

まずはカウンセリングから。お気軽にご相談ください。

03-3518-5641

営業時間:10:00〜19:00(土日祝診療)
定休日:月曜日・木曜日(ただし、祝日は営業)

無料相談(施術・カウンセリング)のご予約