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なおるん毛髪情報局
M字の生え際はAGAの前兆?富士額とM字ハゲの見分け方4つを紹介

「おでこの生え際が気になる」
「髪をかきあげるとM字に見えて不安」
「富士額はM字ハゲになりやすい?」
そんな悩みを解決します。
最近ではあまり聞きませんが、生え際が富士山のような形をしたおでこのことを「富士額」と呼ぶことがあります。
具体的には、「額の中央部分の毛量が両サイドより多い」という特徴があります。
この記事では、
- 富士額とM字ハゲの特徴と違い
- 富士額とM字ハゲを見分ける4つのポイント
といった内容を紹介します。
この記事を読むと、自分がどちらに当てはまるのかをチェックでき、M字ハゲの可能性がある場合は早期発見・早期治療のきっかけにもなります。
目次
富士額とは
前髪の生え際がゆるやかなラインになっていて、逆さ富士のように見えていることを「富士額」と呼びます。
髪の毛の生え際の形は、遺伝的な要素が大きく関係します。
富士額は生まれつきのものなので、大人になってから富士額に変わることはありません。
富士額に関する面白いエピソード
先日、このようなツイートをしました。
widow’s peak(富士額)には、さまざまな由来があると言われていますが、
— 植毛医なおるん 内田直宏 アルモ形成クリニック (@naorun_shokumou) November 2, 2022
1600年代ローマで、後に未亡人となるオリンピアマイダルキーニのもつ布の三角が所以と言われております。
カリフォルニア大学の最近の研究では富士額がある人は、より有能でより誠実との面白い研究結果があります。 pic.twitter.com/twSMpjdFPS
widow’s peak(富士額)には、さまざまな由来があると言われていますが、
1600年代ローマで、後に未亡人となるオリンピアマイダルキーニのもつ布の三角が所以と言われております。
カリフォルニア大学の最近の研究では富士額がある人は、より有能でより誠実との面白い研究結果があります。
つまり、富士額を持っていることは有能さの証のようなものだったわけです。
富士額とM字ハゲの違い
その見た目から「富士額はM字ハゲの前兆ではないか」と誤解されることがありますが、両者は全く別物です。
富士額とM字型薄毛の特徴を比較します。
富士額は生まれつきの特徴
結論から言うと、富士額とM字ハゲはそれぞれ別の原因で起こる別物です。
先述した通り、富士額は生まれつきであるのに対し、M字ハゲは加齢とともに進む後天性の現象です。
ただし、富士額の人が薄毛になると、M字ハゲに似た髪型になることがあります。
富士額の生え際はゆるやかなハート型
富士額もM字ハゲも生え際に角度がついている点では同じです。
ただ、富士額の生え際の角度はゆるやかで、ハート型のようになっています。
一方、M字ハゲは生え際が徐々に後退した結果であるため、その角度は鋭く、アルファベットのMのような形に見えます。
富士額とM字ハゲの見分け方は?

(アルモ形成クリニック院長)
額の中央部よりM字部分が奥に位置しており、髪が割れやすく、毛髪量が少ない場合にM字ハゲと診断します。
富士額とM字ハゲを見分けるためのポイントを4つ紹介します。
- 生え際の髪の質
- M字の角度
- 抜け毛の量
- 子どもの頃の写真
生え際の髪の質
薄毛と関係ない富士額では、髪の健康状態は良好です。
そのため、生え際の髪の毛を観察すると、一本一本が太く、しっかり生えていることがわかります。
一方、M字ハゲは薄毛が進行した状態です。
よって、生え際の髪の毛は細く、弱々しく見えることがほとんどです。
M字の角度
富士額の生え際の角度はゆるやかで、ハートのような形になっています。
生え際が鋭いM字形に見える場合は、M字型の薄毛が進行した結果と判断できます。
抜け毛の量
富士額は髪の健康状態には問題ないので、特に目立った抜け毛が目立つことはありません。
通常よりも抜け毛が多く見られる場合は、M字ハゲの可能性が高いでしょう。
子どもの頃の写真
前述しましたが、富士額は生まれつきの特徴です。
生え際の形は子どもの頃からずっと同じです。
「子どもの頃の写真では目立たないけど、最近M字が目立つようになった」という方はM字ハゲを
M字ハゲならAGAの前兆かも

(アルモ形成クリニック院長)
前兆として抜け毛が全体的に多くなるケースが多いです。
M字ハゲの初期症状としては、おでこが広がってきたと感じる、生え際の最前列の抜け毛が多くなるなどの兆候があります。
富士額は生まれつきのもので、M字ハゲとは別物です。
この記事で紹介したそれぞれの特徴や見分けるポイントなどを参考にして、自分のおでこをチェックしてみてください。
M字型の薄毛の多くはAGA(男性型脱毛症)が原因になっている可能性が高いです。
AGAは進行性の脱毛症であり、そのまま放置すると薄毛がどんどん広がってしまいます。
「M字ハゲの特徴に当てはまる」
「どちらかはっきりしない…」
という方は早めに医療機関で相談することをおすすめします。
監修医師コメント
生え際の印象は正面視において最も重要な要素の一つですよね。
いわゆる生え際効果ともよびますが、生え際の輪郭はその人の雰囲気や印象に大きく左右する要素です。
富士額があると、生え際がぼやけることがなくなり、いわゆる抑揚のあるおでことなり、オールバックにした時にも印象がよくなります。
また、富士額が明瞭にある方は出世したり、優秀であると言った研究もございます。
実際には人により表情筋の起始、停止など場所が異なるので、その人その人にあったヘアデザインをおすすめしています。
実際に鏡をみて、ご自身で理想のヘアデザインを研究してみてもよいでしょう。
M字部分に関してもアジア人のほとんどが角度70-90度くらいがちょうど良いバランスと言われていますが、実はM字部分で重要な要素はコメカミなのです。
このコラムの著者
アルモ形成クリニック
院長 内田直宏
筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

まずはカウンセリングから。お気軽にご相談ください。
03-3518-5641
営業時間:10:00〜19:00(土日祝診療)
定休日:月曜日・木曜日(ただし、祝日は営業)
(アルモ形成クリニック院長)
ハゲとは、薄毛とほぼ同義になりますが、いわゆるM字ハゲを指すことが多く、中央部は保たれているが、両方のM字が奥に位置し、髪がセットしにくい、髪が割れるなどの症状が出てきます。