薄毛メンズに似合う髪型を紹介!失敗しないオーダーやスタイリングとは?
・薄毛はどうすればかっこよく見えるの?
・薄毛メンズにおすすめの髪型は?
・美容室でのオーダーやスタイリングの方法を知りたい
このような悩みを解決する記事を用意しました。
記事の内容は以下の通りです。
・薄毛メンズの髪型をかっこよく見せるコツ
・薄毛メンズに似合う髪型
・失敗しないオーダー
・薄毛メンズのスタイリング
この記事を読み終わると、薄毛に似合う髪型を選べるようになります。美容室でオーダーするときに困らなくなるでしょう。
薄毛メンズの髪型をかっこよく見せるコツ
薄毛に悩むメンズが髪型をかっこよく見せるためには、以下3つのポイントを意識することが大切です。
それぞれ詳しく解説します。
定期的に髪を切る
薄毛のメンズが清潔感を出すためには、常に整った髪型をキープすることが大切です。
長い髪の毛はヘアセットしにくく、崩れやすくなります。崩れた髪型のまま過ごしていると、まわりの人に悪い印象を与えることがあるので注意が必要です。
薄毛の部分は伸びてもボリュームが変わりませんが、サイドやトップの髪の毛は太くしっかりしているためボリュームが出ます。散髪しないままでいると、両者のボリュームに差が出て、バランスが悪くなりがちです。こまめに散髪して常に短くしておきましょう。
スタイリングする
髪の毛をスタイリングすることで、ボリュームが欲しい部分を立ち上げたり、髪型をキープできたりします。日頃からワックスやスプレー、ドライヤーなどをうまく利用すれば、薄毛が目立ちにくくなるのです。
毎日スタイリング剤を使って髪の毛を整え、清潔感を演出しましょう。
サイドと襟足は短めにする
ボリュームが出やすいサイドと襟足の髪の毛は、思い切って短くしましょう。薄毛の人のほとんどは、頭頂部や前髪が薄いのに、サイドと襟足は太くしっかりした髪の毛が密に生えています。
サイドと襟足の髪の毛をスッキリさせることで、トップとのボリュームの差を目立ちにくくする効果が期待できます。
薄毛メンズに似合う髪型をタイプ別に紹介
薄毛メンズは大きく分けて以下3つのタイプに分類されます。
それぞれどんな髪型が似合うのか、詳しく解説します。
頭頂部の薄毛が気になるO字タイプ
頭頂部のつむじまわりが薄くなるO字タイプの人は、以下の髪型にチャレンジしてみましょう。
頭頂部が薄いタイプは、髪の毛全体を短めの長さにすることで、サイドとトップの毛量の差を埋めることができます。
頭頂部の髪の毛を中心に集めてスタイリングするソフトモヒカンや、前髪をすべて上げるオールバックは、つむじまわりの薄さを隠すのに有効です。
前髪の剃り込みが気になるM字タイプ
前髪の剃り込み部分が後退するO字タイプの人は、以下の髪型にチャレンジしてみましょう。
M字タイプの人は、髪の毛全体が短いスタイルが似合います。七三分けにする場合、前髪を上げるのがポイントです。前髪の左右に落ちる髪の毛が、ちょうどよく剃り込み部分を隠してくれます。
中には、前髪を作って隠そうとする人がいますが逆効果です。薄くて長い前髪を垂らしておくと、ふとした瞬間に毛束の隙間から頭皮が透けて見えてしまいます。思い切って前髪を短くして、薄毛をカバーしましょう。
M字が進行したU字タイプ
前髪の後退が気になるM字タイプの人は、以下の髪型にチャレンジしてみましょう。
U字タイプはもともとM字タイプだった前髪がさらに後退した状態です。少しでも前髪を長くすると頭皮がちらつき、不潔な印象を与えかねません。
U字タイプで悩んでいる人は、前髪の分け目はつけず、上げるか短くするのが似合います。
全体的な髪の長さは、指でつかめるギリギリくらい短めのショート、もしくは坊主がいいでしょう。思いっきり短く切ることで薄毛が目立ちにくくなります。
薄毛メンズが避けた方がいい髪型
薄毛メンズが避けた方がいい髪型には、以下3つがあります。
それぞれの特徴を解説します。
長めのヘアスタイル
髪の毛が長いと、ボリュームがなくなり薄毛が目立ちやすくなります。長ければ長いほど重力に引っ張られ、トップの髪の毛は薄くペタンとしやすいのです。
長い髪で薄毛を隠そうとしても、体を動かしたり風が吹いたりすると、簡単にセットが崩れてしまいます。場合によっては、不潔な印象を与えてしまうため、長髪は避けた方がいいでしょう。
タイトすぎる髪型
タイトな髪型を作るためには、ボリュームが必要になります。薄毛の人がタイトな髪型に挑戦したところで、毛量が足りず薄毛が悪目立ちする結果になるでしょう。
またタイトな髪型は、前髪を垂らすスタイルがほとんどです。薄毛メンズの場合、頭皮が透けて見えてしまうため、薄毛がさらに目立ってしまいます。
センター分け
つむじまわりが薄いO字タイプの人がセンター分けをすると、分け目から頭皮が透けて見えてしまいます。さらに後退した前髪も目立ちやすくなるのです。
薄毛のメンズはきっちり分け目をつけず、短くするか前髪をふんわり上げるようにスタイリングすることが大切です。
薄毛メンズが美容室で失敗しないオーダー
薄毛に悩むメンズが、美容室でオーダーする際に気をつけたいポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
メンズカットが上手なサロンを選ぶ
初めての美容室に行くときは、メンズカットが得意なサロンを選ぶことが大切です。ホームページやSNSで、男性向けの発信をしているサロンを選びましょう。
美容師さんにも得意不得意があります。メンズカットが苦手な技術者にあたると、悩みをうまく汲み取ってくれないかもしれません。逆にメンズカットを得意としているサロンなら、薄毛に悩む男性が多く来店します。その分経験値が高く、要望通りの髪型になる可能性も高いでしょう。
薄毛の悩みを打ち明ける
担当の美容師さんに、どの部分の薄毛が気になるのかあらかじめ伝えておくと、その後のコミュニケーションが取りやすくなります。悩みを打ち明けることで、気にしている部分をカバーする髪型を提案してくれるでしょう。髪型だけでなく、食事や運動などの薄毛にまつわる情報も教えてくれるかもしれません。
理想の髪型を共有するためには、コンプレックスを知ってもらうことが重要です。
ヘアカラーやパーマをお願いする
髪型に制限がない人は、ほんのり明るいヘアカラーや部分パーマをお願いしてみましょう。
髪の毛を少し明るくするだけで、肌と髪の毛の境目がぼやけて薄毛が目立ちにくくなります。髪の毛が真っ黒だと、頭皮と色のコントラストが強すぎて薄く見えることがあるのです。
また頭頂部や前髪など、ボリュームが出にくい部分にパーマをかけるのも有効です。髪の毛がふんわり立ち上がり、スタイリングしやすくなります。
薄毛メンズの髪型がかっこよく決まるスタイリング
髪型がうまく決まらない人は、以下3つのポイントを意識してスタイリングしてみましょう。
それぞれ解説します。
ドライヤーを正しく使う
ドライヤーは一箇所に当てるのではなく、さまざまな方向から髪の毛全体にまんべんなく当ててください。髪の毛を前後左右に動かすと、髪の毛がふんわり立ち上がりやすくなります。
薄毛メンズは髪の毛のボリュームが出にくいので、ドライヤーでしっかり立ち上げてスタイリングの土台を作ることが重要です。
ファイバーワックスを使う
薄毛のメンズが使いやすいスタイリング剤は「ファイバーワックス」と呼ばれる繊維が含まれたワックスです。毛束感や髪の毛のふんわり感を作りやすく、薄毛をカバーするスタイリングを得意としています。
一方、ジェルやバターなどツヤが出るタイプのスタイリング剤を使うと、ボリュームが出ず、薄毛が目立ってしまいます。この手のスタイリング剤は、できるだけ避けた方が無難です。
ハードスプレーを使う
ファイバーワックスだけだとキープ力が足りない人は、ハードスプレーを使ってみましょう。ハードスプレーはホールド力があるため、ふんわりとセットした髪型を長時間キープできるスタイリング剤です。頭皮から20㎝くらい離して、さっと吹きかけると髪型が崩れにくくなります。
スプレーの中でもワックススプレーを使うと、髪の毛が重くなりボリュームが出にくいので注意してください。
まとめ
この記事では「薄毛メンズに似合う髪型」について解説しました。
・髪の毛をこまめに切ると清潔感が出る
・襟足やサイドは短めにするとバランスがいい
・薄毛のタイプで似合う髪型が異なる
・美容室で薄毛の悩みを打ち明けた方が失敗しにくい
自分が「O字タイプ」「M字タイプ」「U字タイプ」のどの薄毛タイプか見極めると、髪型を選択しやすくなります。美容室でのオーダーやスタイリング方法に注意して、薄毛が目立ちにくい髪型を目指しましょう。
記事監修者
福永もも・美容Webライター
13年間美容師としてお客様の髪の毛の悩みに向き合ってきました。現在は、現場で培った毛髪の知識を活かし、美容専門のライターとして美容の正しい知識を広めるため執筆活動をしています。