ミノタブの個人輸入をおすすめできない４つの理由｜リスクを防ぐ方法も解説

・ミノタブの個人輸入は違法なの？
・個人輸入したミノタブは危険なの？
・個人輸入のミノタブが安いって本当？
・個人輸入のミノタブは副作用が酷いの？

このような悩みを解決する記事を用意しました。

記事の内容は以下の通りです。

・ミノタブの個人輸入品の購入方法
・ミノタブの個人輸入をおすすめできない理由
・ミノタブのリスクを防ぐ方法

この記事を読み終えると、ミノタブを個人輸入するリスクが理解でき、どこで購入すると副作用のリスクを抑えられるのか判断できるようになります。

ミノタブの個人輸入品の購入方法

個人輸入のミノタブを購入する方法は以下の3つです。

それぞれ詳しく解説します。

海外のサイトから購入する

ミノタブを売っている海外のサイトにアクセスすると、個人輸入ができます。ChromeやSafariから海外のサイトが閲覧可能です。

英語の知識がない人にとっては言葉のハードルがありますが、海外で売られているミノタブを直接輸入する代表的な方法です。

個人輸入代行から注文する

インターネット上の個人輸入を代行しているサイトで購入する方法です。ミノタブをはじめとする、豊富な種類の治療薬が処方箋なしで気軽に購入できます。

購入してから輸入が完了するまで、時間がかかることがあります。1～2週間みておいたほうがいいでしょう。

海外から持ち込む

海外に行った際に現地からミノタブを持ち帰ることで、個人輸入ができます。

訪れる国によって、それぞれ海外に持ち出せる薬の量に決まりがあります。規則を破らないように日本に持ち帰ることが大切です。

海外からミノタブを個人輸入する行為は、すべて自己責任になるため慎重に行ってください。

ミノタブの個人輸入は安いが危険？

個人輸入したミノタブはクリニックで処方されるより、低価格で入手できる可能性があります。また治療薬の種類が豊富な点も人気の理由です。個人輸入代行ではミノタブが激安で販売されていることもあり、気軽に始められるとメリットを感じている人もいらっしゃいます。

一方で、服用後に重篤な健康被害が起きたという報告があるのも事実です。ミノタブを含む海外製の薬の危険性は、厚生労働省も注意を呼びかけるほど深刻な問題となっています。

日本では認められていない成分を使用していることも多いため、購入する際は慎重にならなければなりません。

参考：医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

ミノタブの個人輸入品をおすすめできない4つの理由

個人輸入したミノタブの服用は、さまざまな危険性を秘めています。ここでは、個人輸入のミノタブをおすすめできない理由を4つ紹介します。

それぞれ解説します。

偽物や粗悪品の可能性がある

ミノタブが激安で売られているサイトは、偽物が含まれている可能性があります。また衛生面や成分の内容が、日本の基準に満たないことがあるため要注意です。

実際に購入された人の中には、劣化品や偽物が届いたケースも少なくありません。粗悪品のミノタブに当たってしまうと効果を実感できないだけでなく、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

副作用のリスクがある

ミノタブは、副作用が起きる頻度が多い治療薬です。適切な内服量を知らない素人が自己判断で服用するのはリスクが高すぎます。

海外製のミノタブのなかには、ミノキシジルの配合量が多いものもあるため副作用のリスクが高まります。

健康被害が起きても救済措置がない

もともとミノタブは副作用のリスクが高く、副作用被害救済制度は受けられません。万が一、副作用で健康被害が起きたとしても、自分で責任を取る必要があります。

自己判断でミノタブを服用し、何かしらのトラブルが起きる可能性は十分にあります。重篤な健康被害を起こさないためにも、知識不足で安易に服用しないでください。

参考：医薬品副作用救済制度

用法用量がわかりにくい

海外から取り寄せたミノタブは、パッケージに英語で説明が記載されています。英語が読めない日本人からすると内容を把握しにくく、適切な飲み方を理解しにくいのが実情です。

知らずしらずに危険な飲み方をしてしまう可能性があります。

ミノタブのリスクを防ぐ方法

ミノタブの副作用のリスクを防ぐために、以下の3つのポイントに気をつけましょう。

専門医に処方してもらう

薄毛治療専門のクリニックでは、患者さん一人ひとりに適切な用法用量で処方します。体質や他の治療中の病気にも配慮して、ミノタブの飲み方を提案してくれるでしょう。

主治医がいれば、副作用が心配なときも真っ先に相談ができ、服用中の不安を感じにくくなります。

用法・用量を守る

ミノタブは1日1回または2回、毎日同じ時間帯に服用することが大切です。飲み忘れたときに、2回分を一気に飲むと副作用のリスクが高まります。

逆に、飲み忘れが多いと効果が出にくくなるため、自己判断で内服量を変えないでください。

飲み合わせに気をつける

ミノタブは、飲み合わせによって強い副作用を起こす可能性がある内服薬です。例えば、アルコールや鎮痛剤、ED治療薬などと一緒に飲むと、血圧を変化させてしまいます。

治療中の病気や持病がある場合は、医師に相談してから服用を決めることが大切です。服用しても健康に問題がない場合のみ、ミノタブを使用してください。

ミノタブの個人輸入に関するよくある質問

自分でミノタブを個人輸入するのは違法？

上述した方法でミノタブを個人輸入しても違法ではありません。言葉の壁をクリアすれば、どんな人でも簡単に個人輸入が可能です。

しかし、個人輸入のミノタブを服用する際は、副作用が起きてもすべて自己責任になることを覚えておきましょう。

個人輸入代行業者を使えば安心？

世の中には数多くの個人輸入業者があり、すべてが安全とは言えません。特に安さを売りにしているサイトは、粗悪品や劣化品を販売している可能性があるため要注意です。

個人輸入代行業者を通しても、効果を実感できない可能性や副作用のリスクなどのデメリットがあることは理解しておきましょう。

ミノタブ以外のAGA治療薬も個人輸入は危険？

個人輸入の治療薬はミノタブ以外も、偽物や粗悪品が混ざっている可能性は十分にあります。複数の治療薬を素人の独断で飲んでしまうと大変危険です。ミノタブをフィナステリドやデュタステリドと併用したいと考えている人は、特に気をつけてください。

副作用を防ぐためにも、クリニックを受診して自分に合った治療薬を選定してもらいましょう。

まとめ

この記事ではミノタブの個人輸入をおすすめできない理由について解説しました。

個人輸入すると気軽にミノタブを入手できますが、一般の人が間違った知識で服用するのは大変危険です。

自分の頭髪の状態を把握し、適切な方法で治療するためにも、薄毛治療の専門医を受診しましょう。