女性でも使える!ミノキシジルの効果|安全な使用法で薄毛改善へ
「髪のボリュームが減ってきた…」
「ミノキシジルって本当に効果があるの?」
「ミノキシジルって女性は使えないの?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
鏡を見るたびに髪の薄さが気になり、友人から聞いたミノキシジルを試してみたいと思うこともあるでしょう。
けれど、ミノキシジルをインターネットで調べると「危険」「女性は使えない」といった情報が出てきて不安になることもありますよね。
薄毛治療で大切なのは、正しい情報を知り自分に合った方法で改善を目指すことです。
この記事では、ミノキシジルの効果や女性が使用する際の注意点について詳しく解説します。
自分の髪に再び自信を取り戻し、薄毛の悩みから解放される方法を一緒に探していきましょう。
ミノキシジルは女性も使用可能
ミノキシジルは、女性でも使用することができます。
ただし、適切な条件下で使用することが重要です。
外用薬に限る
ミノキシジルは外用薬(頭皮に直接塗る薬)として使用が認められていますが、内服薬(飲み薬)は推奨されていません。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、外用薬のみ使用するようが明記されています。
個人輸入などで内服薬を手に入れることはできますが、安全性の面からリスクが伴うため厚生労働省は注意を促しています。
参考
・男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン
・医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働省
濃度1%に限る
女性が使用できるミノキシジルの濃度は「1%」。
男性用は5%の濃度ですが、女性は1%で十分効果が期待できるとされています。
過度な濃度の使用は副作用のリスクが高まるため、必ず適切な濃度を守ることが大切です。
参考
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン
ミノキシジルの働きと女性への効果
ミノキシジルは、加齢による脱毛症に効果がある発毛剤として広く使われています。
もともとは血圧を下げる薬として開発されたものですが、発毛効果があることがわかり薄毛治療に転用されました。
髪に与える影響
ミノキシジルが髪に与えるおもな影響は、以下の通りです。
- 髪の成長を促す
- 髪の根元の細胞を増やす
- 頭皮の血流をよくする
ミノキシジルは、髪を作る細胞を活発にして髪が伸びるのをサポートする薬です。
髪の根元にある細胞を増やす働きもあるため、新しい髪が生えてくることも期待できます。
さらに、頭皮の血流をよくして髪に必要な栄養をしっかり届ける役割も。
これらの働きにより、髪の成長と発毛を促しているのです。
参考
<論文>ミノキシジルの発毛作用について,小友進,日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)119,167~174(2002)
女性が使用する際の効果
ミノキシジルは、女性に多い「びまん性脱毛症」に対して有効だとされています。
「びまん」とは「全体的に広がる」という意味の医学用語であり、
びまん性脱毛症とは頭全体の髪が徐々に薄くなっていく状態のことです。
原因としては、ストレスや加齢・過度なダイエットなどが挙げられます。
いずれにしても女性は抜け毛の原因が多様なため、ミノキシジルが有効かどうかを調べる必要があります。
皮膚科クリニックやAGAクリニックといった脱毛症の専門医の診察を受けるとよいでしょう。
女性がミノキシジルを使ってはいけない理由
ミノキシジルは多くの女性にとって効果的ですが、使用を避けるべきケースもいくつかあります。
女性が避ける必要があるのは以下のケースです。
- 妊娠中
- 授乳中
- 加齢による脱毛症以外の脱毛症
ミノキシジルは胎児や乳児に影響を与える可能性があるため、妊娠中や授乳中の女性は使用を控える必要があります。
また、産後の脱毛症やピルを中止した後に起こる脱毛症にはミノキシジルはあまり効果がないといわれています。
女性は脱毛の原因が多様なため、自己判断による治療は注意が必要です。
参考
女性薬 ミノキシジル配合外用液1%「FCI」|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
ミノキシジルを使えないケースの対処法
ミノキシジルが使えないケースでも、他の薄毛治療法があるので検討してみてください。
自分に合った方法を見つけることが大切です。
薄毛・抜け毛の原因となる病気を治療
薄毛の原因となる病気がないかを確認し、必要であればその治療を優先します。
- 梅毒
- 鉄欠乏性貧血
- 甲状腺の疾患(バセドウ病や橋本病など)
- 膠原病(全身性エリテマトーデスや全身性強皮症など) など
甲状腺の異常や貧血が薄毛の原因となることがあるため、病院で診察を受けるとよいでしょう。
ミノキシジル以外の治療法を選択
ミノキシジル以外にも女性が行える薄毛治療があります。
- HGP:卵黄タンパク由来の成分を主成分としたペプチドの内服薬
- 低出力レーザー:LEDレーザーにより毛髪のボリュームを回復させる治療
- 自毛植毛:自分の髪の毛を薄くなった部分に移植する治療法
自毛植毛については、次で詳しく説明します。
参考
投薬によるAGA治療・自毛植毛 | アルモ形成クリニック
自毛植毛を検討
自毛植毛とは、後頭部や側頭部などの自分の髪の毛を薄くなった部分に移植する方法です。
自分の髪を移植するため自然な仕上がりが可能であり、毛根(髪の毛の根っこ)ごと移植するため、頭皮に定着した後は基本的に生え続けることが期待できます。
費用は高額になることが多いですが、長期的な効果が得られるのが自毛植毛の魅力。
アルモ形成クリニックは、自毛植毛の専門家集団。
なんと男性スタッフは全員自毛植毛の経験者なのです。
実際に自分が治療を受けているからこそできる、きめ細かなカウンセリングや施術を提供しています。
もちろん薄毛治療は自毛植毛だけではありませんので、診察やカウンセリングを経てひとりひとりに合った治療を提案させていただきます。
ぜひ一度アルモ形成クリニックにご相談ください。
まとめ
ミノキシジルは女性でも使用できる効果的な薬ですが、適切な使い方が求められます。
ポイントとなるのは「ミノキシジルの効果がある薄毛なのか」という点です。
ミノキシジルが使えないケースであっても、レーザー治療や自毛植毛などの治療法があるので検討してみてください。
薄毛の改善には、自分に合った治療法を選ぶことが大切ですよ。
髪のボリュームを取り戻し、自信を持って生活できる日々を目指して、一緒に頑張っていきましょう。