コラム
PHYSICIAN SUPERVISING
ページの監修医師
アルモ形成クリニック
院長 内田 直宏(なおるん先生)
- ISHRS(国際毛髪外科学会)正会員
- 年間200症例以上の自毛植毛を執刀
- 違和感ゼロへ導く精密なグラデーションデザイン植毛が得意
【植毛 症例更新】40代男性|生え際1200グラフト
M字部分の後退が気になり始め、「不自然にならない範囲で、生え際を整えたい」というご希望でご来院されました。こうした症状は、AGA(男性型脱毛症)の進行によって起こる代表的なパターンの一つです。
診察では、両側のM字部分が明確に後退し、生え際のラインが乱れている状態が確認されました。
また、前列の密度も低下しており、いわゆる「深いM字型」と呼ばれる状態でした。
- 両側M字の後退が明確
- 生え際のラインが崩れている
- 前列の密度低下
いわゆる「深いM字」の状態で、正面から見た際に生え際の後退が強調される印象でした。
このまま放置すると、さらに後退が進行しやすく、見た目の印象にも大きく影響します。
そこで本症例では、自然な仕上がりを重視した自毛植毛を前提に、無理にラインを下げるのではなく、既存毛とのバランスを活かしながら密度を補う設計を検討しました。
自毛植毛|生え際1200グラフト
生え際(M字)の後退に対する改善を目的に、1200グラフトの自毛植毛を実施しました。
また、患者様のご希望により「アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない植毛)」を採用しました。
この方法は、ドナー部(後頭部)を刈り上げずに採取・移植を行うため、術後の見た目の変化が少なく、日常生活への影響を最小限に抑えられるのが特徴です。
アルモUn-SHAVEN法は、お仕事や周囲の視線が気になる方にとっては大きなメリットです。
- 術後の見た目の変化が少ない
- 周囲に気づかれにくい
デザインのポイント
本症例では、「いかに自然に見せるか」を最優先に、生え際のデザイン設計を行いました。
生え際は顔全体の印象を左右する重要な部位であり、特にAGAによるM字の後退に対しては過度な変化ではなく“違和感のない改善”が求められます。
具体的には、M字の後退部分を骨格や年齢に合わせて自然に補正しています。
ラインを過度に下げてしまうと不自然な若作りの印象につながるため、あくまで「元からこの形だった」と感じられるバランスを重視しました。
また、既存毛との連続性を意識し、植毛部分だけが浮いて見えないよう細かく設計しています。
- M字の後退部分を無理なく補正
- 年齢に応じて過度にラインを下げない
- 既存毛との馴染みを重視
さらに、生え際の最前列には産毛に近い細い毛を配置し、奥に向かって徐々に密度を高める「グラデーション設計」を採用。
高密度かつ繊細なマイクロサージャリー(顕微鏡手術)による精密な施術により、毛流れや角度まで再現し、境目のない自然な発毛と立体感のある仕上がりへ導きます。
グラデーションデザイン植毛については、こちらで詳しく解説しています。
術後1年の経過

術後1年の時点で、M字部分の後退は自然に改善し、生え際のラインも明確に形成されています。
さらに、地肌の透け感が軽減され、全体としてバランスの取れたボリューム感が得られています。
- M字部分が自然に改善
- 生え際ラインが明確に形成
- 地肌の透け感が軽減
AGAによる変化に対しても、違和感の少ない自然な仕上がりとなっており、既存毛とも良好になじんでいます。
生え際は、わずかな違いでも印象に大きく影響する繊細な部位です。そのため、本症例では単に密度を高めるだけでなく、毛流れや角度、毛の太さまで考慮した設計を行っています。
特に「作り込みすぎないこと」が重要であり、無理にラインを下げたり均一に密度を詰めすぎたりすると、かえって不自然さにつながる可能性があります。
適切なデザインと密度設計により、植毛特有の違和感を抑え、「もともとこの生え際だった」と感じられる自然な状態を再現することが可能です。
※効果には個人差がございます。
自毛植毛の費用
アルモUn-SHAVEN法
総額 2,449,000円(税込、麻酔代・点滴代・処方代 全て込み)
※保険適用外の自由診療です。
副作用・リスク
腫れ、痛み、出血、かゆみ、血行不全、傷跡、毛のう炎、感覚の違和感、ショックロス、くせ毛、自然さの限界など
詳しくはこちら↓↓
このコラムの著者
アルモ形成クリニック
院長 内田直宏
筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。
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