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なおるん毛髪情報局
「パーマではげる」は嘘?頭皮への悪影響を抑えるヘアケアとは

「パーマをかけるとはげる」という噂を聞いて、不安を抱いている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
パーマをかけたからといって、すぐにはげることはありません。
ただ、パーマの種類やケア方法によっては、頭皮や髪の毛に負担をかけ薄毛になりやすい環境を作ってしまいます。
パーマを楽しみながらはげ対策ができるように「パーマが頭皮に及ぼす影響」や「パーマ時の注意点」について見ていきましょう。
目次
「パーマをかけるとはげる」は嘘
パーマを1回かけただけで直接的なはげにはつながりません。
ただ継続的にパーマをかけると頭皮にダメージが蓄積し、頭皮環境に悪影響を及ぼす可能性は十分に考えられます。
パーマの薬剤には1剤と2剤の2種類があります。1剤が髪の毛の結合を切断し、理想の形をつけたまま2剤で再結合させる仕組みです。
1剤は髪の毛を柔らかくするため、強いアルカリ性に設定されています。髪の毛や肌は弱酸性で、アルカリ性にはとても弱いのが特徴です。パーマをかけると髪や肌はアルカリ性に傾きます。その結果、髪の毛や頭皮がダメージを受け薄毛につながる可能性があるのです。
パーマは何回したらはげる?
1回のパーマでも脱毛を起こす方がいれば、何回行っても脱毛を起こさない方もおられます。
そのため、ハゲるのに十分なパーマ回数を決めることはできませんが、何回もすれば、抜け毛が促進したり、キューティクルが剥奪して、髪のボリュームが出づらくなる可能性があるため、頻繁なパーマは避けるべきと考えます。
パーマをかける理想の間隔はある?

(アルモ形成クリニック院長)
一般的には3〜6ヶ月に一回程度の回数が理想的間隔と言えるでしょう。
パーマがはげに影響する3つの理由

パーマは頭皮や髪に悪影響を及ぼし、はげやすくなる原因を作ります。パーマがはげに影響する理由は以下3つです。
頭皮の炎症につながる
パーマをかけると、人によっては頭皮に炎症が起きることがあります。
上述の通り、パーマの1剤はとても強いアルカリ性です。パーマをかけるたびに頭皮にダメージが蓄積します。
またパーマ中に加温をしすぎたり時間を置きすぎたりすると、さらに頭皮に悪影響を及ぼす可能性があるのです。その結果、肌に赤みやかゆみなどのトラブルが起きることがあります。
髪の毛が引っ張られる
パーマには「ロッド」と呼ばれる髪の毛を巻きつけるための道具を使います。ロッドに髪の毛を巻きつけるときに、強く引っ張られることもあるでしょう。
またパーマ後の髪の毛は1本1本がバラバラの方向を向くため、髪の毛同士が絡まりやすくなります。髪の毛が強く引っ張られると、髪の毛が切れたり抜けたりすることがあるのです。
髪の毛のダメージにつながる
パーマの1剤で髪の毛の結合を切断すると、髪の毛の表面にある「キューティクル」が剥がれやすくなります。普段、キューティクルは髪の毛の内部を守るために、キュッと締まっている状態です。
パーマ後にキューティクルが剥がれると、髪の毛の栄養分が流れ出し髪の毛の内部がスカスカになります。その結果、切れ毛や抜け毛が起こりやすくなるのです。
はげが気になる人が避けるべきパーマ

はげが気になっている人が避けるべきパーマは以下3つです。
- 頭皮の炎症につながる
- 髪の毛が引っ張られる
- 髪の毛のダメージにつながる
それぞれの特徴と避けるべき理由を見ていきましょう。
ツイストパーマ
パサパサとしたドライな質感を出せるパーマとして、男性から根強い人気があるツイストパーマ。髪の毛の根元から毛先まで強くねじりながらパーマをかける手法です。
ツイストパーマは、仕上がりまでにパワーの強い薬剤の使用や加温の工程などがあります。頭皮や髪の毛に大きな負担を与えるため、はげが気になる人にはおすすめできません。
技術が乏しい縮毛矯正
縮毛矯正は髪の毛を柔らかくしてストレートアイロンで癖を取り、髪の毛をまっすぐにするパーマです。
縮毛矯正の薬剤は頭皮につきやすいクリーム状です。髪の毛が立ち上がりにくい薄毛部分の頭皮に付着すると、肌トラブルが起きやすくなります。また薬剤が弱すぎた場合、髪の毛の癖が伸びにくくなり、必要以上にアイロンで引っ張ってしまいます。
技術力の差が出やすい縮毛矯正をするときは、経験値の高い美容師さんを選ぶのがおすすめです。
縮毛矯正は薄毛の原因になりますか?

(アルモ形成クリニック院長)
縮毛矯正で薄毛の原因になることがあります。
パーマ剤や熱により毛髪のキューティクルにダメージが生じて毛髪が細くなったり、脱毛を起こすことがあります。
縮毛矯正で髪が減るって本当?

(アルモ形成クリニック院長)
本当です。
薄毛の原因の説明と同じく、髪が引っ張られたり、牽引性脱毛が生じたり、パーマ剤や熱により毛髪のキューティクルにダメージが生じて毛髪が細くなったり、脱毛を起こすことがあります。
カラーと同日のパーマ
カラーとパーマを同日に行うと時間的なメリットはありますが、頭皮や髪の毛のダメージが大きくなります。
「パーマがかかりにくい」「カラーの持ちが悪くなる」といったデメリットがあるのも事実です。薄毛が気になる人は、1週間以上空けて施術を受けるのがおすすめです。
はげを予防するためのパーマ時の注意点

はげが気になる人は、パーマをかける際以下のポイントに注意してください。
毎月パーマをかけない
毎月パーマをかけると、髪の毛や頭皮への負担が大きくなります。最低でも2ヶ月置きにパーマをかけるのがおすすめです。
パーマの持ちが悪いと感じるときは「クリープパーマ」や「スチームパーマ」などを検討しましょう。弱い薬剤で比較的しっかりパーマがかかります。
施術中に刺激を感じたら申し出る
頭皮にパーマ剤がつくと刺激を感じることがあります。場合によっては頭皮に炎症が起きることもあるので注意が必要です。
パーマ中に刺激を感じるときは「頭皮がヒリヒリしている」と素直に申し出ましょう。美容師さんが状況を見て、パーマ剤を流してくれることがあります。
頭皮環境が悪いときはパーマをかけない
「できもの」「赤み」「かゆみ」など、頭皮のトラブルがある時期にパーマをかけるのは避けましょう。
予約当日に頭皮トラブルがあると、パーマの施術を断られることもあるので注意してください。
はげ予防につながるパーマ後のケア

パーマ後のケアをきちんと行うことで、頭皮や髪の毛の負担が減りはげ予防につながります。ここではパーマ後の正しいケア方法を見ていきましょう。
頭皮ケア用品を使う
パーマの負担がかかった頭皮環境を整えるために「薬用のシャンプー」や「育毛剤」を使うのがおすすめです。
両者は医薬部外品に分類され、効果効能が認められた成分が配合されています。頭皮の悩みがある場合、以下のような有効成分が配合されたものを選びましょう。
特徴 | 有効成分 |
---|---|
毛の成長を促すもの | ・イチョウ葉エキス ・Ⅼ-アルギニン ・ステモキシジン |
頭皮環境を改善するもの | ・アロエエキス ・グリチルリチン酸ジカリウム ・ユーカリエキス |
抜け毛を防止するもの | ・キャピキシル ・冬虫夏草エキス ・ノコギリヤシ |
有効成分が配合されている場合パッケージに記載があるので、頭皮状態に合わせた薬用シャンプーや育毛剤を選んでください。
ダメージケアに力を入れる
シャンプーした後は、トリートメントを取り入れましょう。洗い流すタイプと洗い流さないタイプどちらも使うと、より髪の毛の指通りがよくなります。ドライヤーによる熱ダメージも防いでくれるので、パーマの持続性を保つためにも効果的です。
ただトリートメントが頭皮に直接つくと、皮脂汚れと混ざって頭皮トラブルの原因になります。塗布するときは、毛先だけにつけることを意識してください。
スタイリング剤をきれいに落とす
パーマ後の髪の毛はパサつきやすいため、普段よりもスタイリング剤の量が多くなりがちです。スタイリング剤を使った後は、頭皮や髪の毛に汚れが残らないようにしっかり洗い流しましょう。
シャンプー前のすすぎを念入りにすると、頭皮についた汚れは落ちやすくなります。しっかりすすいだ後、シャンプーをよく泡立てて髪を洗いましょう。泡立ちが悪いときは、再度シャンプーをしてください。
まとめ
パーマを1回かけただけでは、直接的なはげにはつながりません。ただ頻繁にパーマをかけると、髪の毛や頭皮がダメージを受けます。その結果、はげにつながる可能性が考えられるのです。
パーマをかけながらはげ予防をしたい場合は「パーマの種類」「頻度」「ヘアケア」などに気をつけることが大切です。頭皮や髪の毛に刺激の少ない施術を選び、薄毛をカバーしながらパーマを楽しみましょう。
それでも薄毛が気になる人は、一度薄毛専門のクリニックに相談してみてはいかがでしょうか?
このコラムの著者
アルモ形成クリニック
院長 内田直宏
筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

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(アルモ形成クリニック院長)
毛髪にパーマ剤や熱を加えて、何度も毛髪に力を加えるとダメージが生じて、抜け毛が促進する可能性があります。