若はげの前兆をセルフチェック!早めの対策が重要
・自分は若はげなのかな?
・周りに若はげだと思われていないかな?
・若はげの対策を知りたい
このような悩みを解決する記事を用意しました。
記事の内容は以下の通りです。
・若はげの7つの前兆
・若はげになりやすい人の特徴
・若はげの前兆を感じたときの対策
この記事を読むと、自分が若はげかどうかをセルフチェックでき、人より早く薄毛対策を始められます。
若はげの7つの前兆をチェック
若はげの前兆には以下の7つがあります。あてはまるものがないかチェックしてみましょう。
それぞれ詳しく解説します。
おでこの生え際が上がった
おでこの生え際は、若はげを見極める大切なポイントです。症状が進むと生え際が上がり、おでこが広くなった感覚があります。
人によっては、M字型に後退することもあるでしょう。変化にすぐ気がつくためにも、普段から指を使っておでこの広さをチェックしておくのがポイントです。
つむじの周りが薄くなった
つむじ周りが薄くなると、頭皮が透けて見えるようになります。手で触れたときに、髪の毛ではなく頭皮に触れる人は要注意です。
つむじの周りに短い毛が多く伸びにくいと感じている人も前兆があるといえます。スマートフォンのカメラや手鏡などでを使って、定期的に後頭部のボリュームを確認しましょう。
髪の毛が細くなった
髪の毛1本1本が以前より細く感じるのであれば、若はげの可能性があります。髪の毛全体にハリやコシがなくなり、ボリュームが出なくなります。
鏡を見たときに、前髪や分け目から頭皮が透けて見える人は若はげを疑いましょう。
ヘアセットしにくい
髪の毛にボリュームがなくなると、普段通りのヘアセットが難しくなります。頭頂部の髪の毛が立ち上がりにくくなるため、時間が経つとすぐに崩れてしまうのです。
また髪の毛の量が少ないので、スタイリング剤をつけると絡みやすく扱いづらくなります。
抜け毛が増えた
通常の髪の毛は1日約60本以上抜け落ち、生え変わる準備をしています。しかし、急激に抜け毛が増えたと感じる場合は要注意です。
枕元やお風呂場、洗面所などに抜け毛が増えたときは若はげの可能性があります。
頭頂部がつっぱった感覚がある
頭皮はゴムのような弾力のある部位です。しかし頭皮の血行が悪くなり、毛細血管まで血液が届かないと頭皮が固くなります。
頭皮マッサージしても動きにくかったり、以前よりも硬さが気になったりしたときは要注意です。
頭皮に赤みやかゆみがある
頭皮に赤みやかゆみがあるのは、頭皮の環境が乱れている証拠です。血行が悪く、乾燥した状態が続いています。
頭皮トラブルは、直接若はげにはつながりません。しかし、頭皮環境が悪いと髪の毛にも負担がかかり、健康的な髪の毛が育ちにくくなります。
若はげになりやすい男性の特徴
若はげになりやすい男性の特徴は以下の3つです。
家族に薄毛の人がいる
AGAの発症は「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が深く関係しています。5αリダクターゼが活性化すると、薄毛の原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を作り出すためです。
5αリダクターゼの活性度は、遺伝することがわかっています。家族に薄毛がいる人は、自分もAGAになる要素があると心構えしておきましょう。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
生活習慣が乱れている
「食生活の乱れ」や「睡眠不足」「喫煙」「飲酒」を繰り返していると、身体だけでなく髪の毛にも悪影響を及ぼします。
ファストフードや外食が多い人や夜更かししてゲームをしている人は要注意です。
ストレスが溜まっている
過度なストレスを受け続けると、身体は自律神経のバランスを保てなくなります。
本来、身体を休めるための夜になっても、交感神経は活発なまま。睡眠は浅く、寝ているつもりでもリラックスできない状態に。
そんな日々が続くと、睡眠不足が頭皮の血行不良を招いてしまうでしょう。
結果、髪の毛が健康に育ちにくく抜け毛が増え、若はげにつながるのです。
若はげの前兆を感じたときの5つの対策
若はげの前兆を感じたときは、以下5つの方法で対策をしましょう。
薄毛治療を始める
若はげは、若年層に起こる男性型脱毛症(AGA)であることがほとんどです。AGAであれば、放っておいても自然に治ることはありません。専門のクリニックで適切な治療を受けることが大切です。
AGAが進行すると投薬治療では間に合わず、レベルアップした治療を選択する必要が出てきます。治療が遅ければ遅いほど費用も時間も費やすことになるので、勇気を出して早めに医療機関を受診しましょう。
食生活を見直す
髪の毛の成長を助ける「ビタミン」「ミネラル」「タンパク質」を意識して摂取しましょう。とくに日本人は髪の毛の主成分となるタンパク質が不足しがちです。
また糖と脂質が多いファストフードは、皮脂の過剰分泌につながります。できるだけヘルシーな和食を選び、規則正しい食生活を心がけましょう。無理なダイエットも栄養バランスを崩す原因になるので注意が必要です。
適度な運動をする
運動は全身の血流を良くするので、頭皮まで栄養が届きやすくなります。とくに酸素を体に取り込める有酸素運動をすると効果的です。
通勤が電車の人は、普段の1つ前の駅で降りて目的地まで歩いたり、階段を使ったりして少しずつでも運動を意識しましょう。
ストレスを発散する
ハードワークや人間関係のせいで過度なストレスを感じている人は、ストレスの原因を根本解決することが大切です。
人に悩みを聞いてもらったり、自分だけのストレス発散法を見出したりして、ストレスを放っておかないようにしてください。
ヘアケアの方法を変える
ヘアケアは毎日行うので、間違った方法だと頭皮環境に大きく影響を与えます。普段使っているシャンプーが合わないと感じている人は、すぐに自分に合ったものに変えましょう。
シャンプーのときはごしごし洗わず、頭皮の負担を減らすことが大切です。育毛シャンプーやケア用品を使い、頭皮マッサージを取り入れるのも効果的です。
若はげと間違いやすい脱毛症はある?
若はげと間違いやすい脱毛症として、「円形型脱毛症」や「牽引性脱毛症」「感染症による脱毛症」などがあります。
AGAだと思い込んで対策していたのに、薄毛治療のクリニックを受診したら違う脱毛症だったというケースも少なくありません。専門医に見てもらえば、すぐに勘違いに気づくので一度相談してみてはいかがでしょうか?
高校生でも若はげの前兆はある?
高校生でも、若はげの前兆を感じている人は一定数存在します。
高校生の場合、フィナステリドやミノキシジルなどの薄毛治療薬は使用できません。学生時代は育毛剤やシャンプーで薄毛予防を心がけ、20歳になったらすぐ投薬治療を開始することで、若はげの悪化を防げるでしょう。
まとめ
この記事では若はげの前兆について解説しました。
・若はげの前兆は生え際が後退したり髪の毛が細くなったりする
・若はげは遺伝や生活習慣が関与している
・生活習慣やケア方法を変えると若はげ対策ができる
・若はげに気ついた段階で薄毛治療をすると効果が出やすい
若はげの原因であるAGAは、男性であれば誰でもなる可能性があります。進行性のため自然に治ることはありません。若はげの前兆に気付いたら早めに対策して、手遅れになるのを防ぎましょう。