- ホーム
- 植毛をやめたほうがいい?植毛で後悔する7つのケースを解説
なおるん毛髪情報局
植毛をやめたほうがいい?植毛で後悔する7つのケースを解説
自毛植毛は持続的で半永久的な効果を期待できる治療法として注目されています。
一方で、適切な判断を誤ると「思っていた仕上がりと違う」「費用が高くついた」と後悔する人もいます。
この記事では、植毛をやめたほうがいい7つのケースを紹介し、後悔しないためのクリニック選びのポイントを解説します。
自分に合った治療を見極め、理想の髪型を手に入れるための参考にしてください。
植毛はやめたほうがいい?後悔する7つのケース
植毛して後悔した経験から「植毛はやめたほうがいい」といわれることがあります。植毛を後悔するケースをそれぞれ詳しく解説します。
自毛植毛について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
植毛後のイメージが理想と違う
植毛後のイメージが思い描いていた髪型と異なるため、植毛を後悔するケースがあります。
医師からの説明が不十分であったり、医師と植毛後のイメージを共有できなかったりする可能性があるためです。
出来上がりのイメージや植毛の効果を説明してもらったり、手術前に自身の理想の髪型を伝えたりするとイメージに近づきます。
傷跡が目立つ
植毛は外科手術であるため、傷跡が目立つ恐れがあります。植毛の術式には以下のようなものがあります。
- FUT法
- FUE法
- CHOI法
とくにFUT法の術式は、後頭部の頭皮をメスでカットする植毛方法です。術後、後頭部に広範囲の傷ができるため、心の準備ができないまま手術を受けると、あとで悔やむ可能性が高くなるでしょう。
植毛には、FUE法やCHOI法といった別の手術方法もあるため、あなたに合った方法を医師に相談しましょう。
植毛のかさぶたが気になる方へ
植毛の傷口にかさぶたができた場合の対処方法として、見た目が気になって剥がそうとする人がいらっしゃいます。
ですが、無理やりかさぶたを剥がすと、植毛部分の髪が生えてこなくなる可能性もあるので注意してください。
術後の痛みや腫れが生じる
術後に痛みや腫れが強く、植毛を失敗したと感じるケースがあります。
植毛は外科手術であるため痛みや腫れは起こることもありますが、時間の経過とともに落ち着くでしょう。
症状が治まらない場合は、何らかのトラブルが起こっている恐れがあるため、一度クリニックに相談して対処しましょう。
すべての髪の毛が生着しない
植毛を後悔する原因として、髪の毛すべてが生着しないことが挙げられます。
移植する毛髪の丈夫さや頭皮の血行状態などが生着に影響するためです。
植毛後の生着率は約80%であり、髪の毛が完全に生え揃うまでに必要な期間は数ヶ月から1年程度かかります。
植毛後の状況によっては、10年後も健康的な髪の毛のままでいられることも。
ですが、どうしても生着率には個人差があります。事前に医師に生着率の見込みを確認しておくと、仕上がりに後悔しにくいでしょう。
一時的に髪の毛が抜け落ちる
植毛後に、一時的に植毛部位やその周辺の毛が抜けることがあります。
これは、ショックロスといわれる症状です。
手術や麻酔などの影響で一時的に起こりますが、手術後に一定期間が過ぎてから症状があらわれます。
移植後に髪の毛が生着すると再び髪の毛が生えるため、あくまで一時的な症状であると知っておくと安心です。
実際に、髪の毛が抜け落ち「大丈夫なのかな?」と不安を感じたり、心配になったりしたときにはクリニックに相談しましょう。
感染症が起こる
感染症のリスクは、外科手術を受けた方であれば誰にでも起こり得ます。
頭皮を清潔に保てないと、傷から細菌が入り感染症を引き起こす恐れがあります。
手術後に「頭皮を清潔に保つ方法」や「後頭部の傷口の取り扱い」について、不安に思う方も多いはず。
クリニックで術後の頭皮ケアや傷口の管理などの説明を受け、疑問や不安を解決しましょう。
なお、自毛植毛手術では、一定の確率で副作用(合併症)が生じます。
自毛植毛手術の副作用・トラブルとその対応については、詳しくNoteでも解説しています。
教科書的な話ではなく、植毛医として遭遇することのある代表的な10個の副作用について述べていますので、ぜひ参考にしてください。
費用が高いと感じる
植毛は保険外診療であるため、手術を受けるクリニックにより費用は大きく異なります。
使用する株数や手術方法、範囲などによっても変わってくるでしょう。
たとえば、植毛する範囲が想定より広がったり、追加の治療が必要になったりなどのケースがあり、数百万円単位で変わる恐れがあります。
そのため、手術を受ける前にどのくらいの費用になるのかクリニックに確認してください。
植毛で理想の髪型を手に入れる方法
植毛でイメージ通りの髪型を手に入れる方法には以下の6つがあります。
- 人工植毛よりも自毛植毛を選ぶ
- 医師に理想の仕上がりを十分に伝える
- カウンセリングで疑問や不安を解消する
- 術後の流れを把握する
- アフタフォローを確認する
- 植毛以外の治療法を検討する
それぞれを詳しくみていきましょう。
人工植毛よりも自毛植毛を選ぶ
人工植毛とは、合成繊維で作った毛を頭皮に移植する方法です。人工植毛には、以下のような特徴があります。
- 希望するだけ移植できる
- 拒否反応を起こす恐れがある
- 植えられた髪は伸びない
人工植毛は有害事象が多く確認されているため、日本皮膚科学会ガイドラインでも推奨されていません。
一方で、自毛植毛とは患者自身の毛髪を使用し、薄毛や抜け毛が目立つ部分に移植する方法です。自毛植毛には以下のような特徴があります。
- 拒否反応が起こらない
- 自然な仕上がりが期待できる
- デザインや移植量のオーダーメイドが可能
自毛植毛は自分の髪の毛を移植するため拒否反応が起こりません。さらに、自毛植毛はガイドラインでも推奨されている治療法であるため、安心して治療を受けられるでしょう。
医師に理想の仕上がりを十分に伝える
理想の髪型にならず後悔するケースは少なくありません。
というのも、薄毛に悩む方は理想の仕上がりを医師に伝えきれない可能性があるためです。
例えば、理想の仕上がりや避けたい仕上がりを医師に伝えましょう。
伝えるのが苦手な方は、イメージしやすい写真や画像を持参して伝えてください。
カウンセリングで疑問や不安を解消する
植毛前には、多くのクリニックでカウンセリングを実施しています。
術後の痛みや傷の大きさ、生着率などを確認してください。事前に思い浮かんだ疑問や不安なことはメモにまとめておき、聞きそびれないようにすることがおすすめです。
カウンセリングで疑問や不安を解消して手術に臨めると、仕上がりに納得しやすいです。
術後の流れを把握する
植毛のあとの流れを把握することも、理想の髪型を手に入れるためには大切です。
自毛植毛で移植した髪が定着するまでには時間がかかり、洗髪や生活習慣にも注意が必要です。
アルモ形成クリニックでは、術後の経過に応じて「洗髪方法」「傷のケア」「生活上の注意点」まで丁寧にご案内しています。
正しいケアを続けることで移植毛への負担を抑え、生着率の向上と自然な仕上がりが期待できます。
自毛植毛が初めての方へ
自毛植毛の施術の流れを詳しく見るアフタフォローを確認する
自毛植毛は、髪が生えそろい効果を実感できるまでに約1年ほどかかるケースもあります。
アフターフォローがなければ、トラブルが起こった際や植毛後に不安や悩みがあった際に対応してもらえない場合があります。クリニックによっては、追加料金が発生するケースも。
そのため、アフターフォロー体制が整っているクリニックを選ぶことが大切です。
アルモ形成クリニックでは、定期的な経過診察を通して髪の成長を確認し、不安や悩みにもすぐ対応できる体制を整えています。
患者様が「生えて終わり」ではなく、効果を実感できるまでしっかりサポートいたします。
術後のケアを最後まで伴走する体制が、アルモ形成クリニックの大きな強みです。
自毛植毛の術後ケアまで丁寧にサポート
自毛植毛の術後経過をチェック植毛以外の治療法を検討する
たとえ植毛を希望しても、症状によってはほかの治療法が向いているケースもあります。
薄毛の治療には、植毛以外にAGA内服治療や低出力レーザーといった方法があります。
カウンセリングで植毛のメリットやデメリットを確認し、植毛が自身に合わないと感じた際には別の治療法で薄毛に対処できないか医師に相談しましょう。
植毛で後悔しないためのクリニックの選び方
植毛で後悔しないためにはクリニックの選び方を把握することが大切です。実際には、以下のポイントで選びましょう。
高いスキルを持った医師が在籍している
高いスキルを持った医師がいるクリニックで手術を受けることが、理想の髪型を手に入れるためには重要です。
植毛の生着や仕上がりは、医師のスキルによるためです。具体的には以下のポイントでチェックしましょう。
- ホームページで公開されている情報
- 執刀医の実績
- クリニックの症例数
- 患者様の口コミ
このポイントをもとに、自身が信頼できるクリニックを選びましょう。
丁寧なカウンセリングが受けられる
カウンセリングが丁寧であることも後悔しないために欠かせません。
不安を伝えられなかったり、疑問を解決しないまま植毛の手術を受けると後悔しやすいためです。
医師や看護師がしっかり話を聞いてくれるのか、わかりやすい説明かなど確認してください。
カウンセリングは手術を決定していなくても無料で受けられます。そのため、まずは話だけを聞いてみたい方や不安を解消して植毛を考えたい方は、一度相談してみてください。
施術費用の根拠に納得できる
自毛植毛は、ほかの薄毛治療と比べると1回あたりの費用が高額になる傾向にあります。
そのため、「できるだけ安く受けたい」と価格だけでクリニックを選ぶ方もいますが、自毛植毛は医師の技術力やデザイン設計によって仕上がりが大きく左右される治療です。
費用の根拠に納得し、内容に見合った治療を選ぶことが満足度につながります。
アルモ形成クリニックでは、グラフト数・施術法ごとの費用をすべて公開しており、初めての方でも安心して比較・検討いただけます。
自毛植毛の料金を詳しく知りたい方は、以下ページもご覧ください。
自毛植毛の料金をグラフト数・施術法ごとに比較
自毛植毛の費用・料金一覧を見る植毛で部位や薄毛の状態ごとに注意するべきこと
部位ごとの植毛で、やめたほうがいい(効果が出にくい)場合があります。
部位ごとの解説を用意したので、状態に合わせてチェックしてください。
頭頂部の植毛はやめたほうがいい?
頭頂部の植毛に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
M字型薄毛の植毛は費用が高いからやめたほうがいい?
M字ハゲとも言われるM字型薄毛に関しては、費用が気になる方が多いので、以下の記事を参考にしてください。
植毛でよくある質問
植毛1000株の量が想像できません
植毛1000株がどのくらいの範囲をカバーできるのか、具体的にイメージが湧かないという方も多いでしょう。
治療の仕上がりや密度の違いは、文章だけではなかなか伝わりにくいものです。
アルモ形成クリニックでは、実際に施術を受けた方の症例写真を多数掲載しています。
移植グラフト数別・部位別のビフォーアフターを確認できるため、仕上がりのイメージを具体的に掴むことができます。
ぜひこちらも参考にしてください。
他院修正・部位別・グラフト数別に多数掲載
アルモ式自毛植毛の症例写真を見る自毛植毛は効果が続くものなの?
自毛植毛をした部分の髪の毛は、10年後もしっかり生え続ける可能性が高いといえます。
ただし、植毛の効果を持続させるためには、自毛植毛のクリニック選びや生活習慣に気をつけることが大切です。
喫煙者なのですが、禁煙は抜け毛に効果がありますか?
まとめ
植毛は薄毛を解決できる方法のひとつです。
ただし、傷跡が残ったり、移植した髪の毛がすべて生着しなかったりなど思うような仕上がりにならない可能性があります。
「アルモ形成クリニック」では、一人ひとり丁寧なカウンセリングを実施しています。
また、当院で実施しているアルモUn-SHAVEN法は、髪の毛を刈り上げないため傷跡が目立ちにくく、周囲に気づかれにくい自毛植毛の方法です。
植毛に疑問や不安を持っている方は、お気軽にご相談ください。
このコラムの著者
アルモ形成クリニック
院長 内田直宏
筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。
まずはカウンセリングから。お気軽にご相談ください。
03-3518-5641
営業時間:10:00〜19:00(土日祝診療)
定休日:月曜日・木曜日(ただし、祝日は営業)
(アルモ形成クリニック院長)
自毛植毛術後に喫煙をすると生着が不良になる可能性が高まりますので、術後1カ月は禁煙が必須となります。