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なおるん毛髪情報局

なおるん毛髪情報局 薄毛コラム

M字ハゲは髪型だけでは限界?自然な生え際を取り戻す自毛植毛という選択

M字ハゲは髪型だけでは限界?自然な生え際を取り戻す自毛植毛という選択

M字ハゲは髪型だけで隠し続けることには限界があります。

特にM字部分は、前髪が割れやすく、湿気や汗で地肌が透けやすい部位です。

「セットが決まらない」「以前より隠しづらくなった」と感じているなら、それは髪型による対処が限界に近づいているサインかもしれません。

M字ハゲに対して、生え際の形そのものを整え直せる治療として注目されているのが自毛植毛です。

この記事では、なぜM字ハゲは髪型で隠しにくいのか、そして自毛植毛によってどのような変化が期待できるのかを、医師の視点から分かりやすく解説します。

隠し続ける毎日から、自然に過ごせる毎日へ。そのヒントを、ぜひ最後までご覧ください。

なおるん院長        
内田直宏先生
(アルモ形成クリニック院長)

男性の薄毛のタイプで一番多いのがM字ハゲです。
AGA(男性型脱毛症)により、M字部分が最初に薄くなり、その後、M字の奥の部分がつながりU字となります。
M字ハゲは、生え際の中央部とのラインの差で薄くなるので、中央部は薄くなっておりません。
オススメの髪型としては、短髪ヘアです。
M字部分を隠そうとして髪を伸ばすと、どうしても髪が割れてしまい、かえって薄くみえてしまいます。
内服薬で治療しようとしても、進行している場合は自毛植毛が最も有用な治療といえます。

M字ハゲは髪型でカバーしづらい?

M字ハゲは以下のような特徴があり、本質的にカバーが難しい薄毛タイプです。

  • 生え際の左右だけが深く後退するため形が目立つ
  • 前髪の毛が細くなり、湿気で割れやすい
  • トップを長くすると重みで前髪が割れる
  • サイドを伸ばすと逆にM字ラインが強調されやすい

さらに、前髪の量が減ると、髪型で一定の形をキープするのは難しくなります。

そのため、M字ハゲは髪型に頼れば頼るほど不自然になる部位といえます。

髪型でM字ハゲをカバーできる範囲

髪型でM字ハゲをカバーできる範囲には限りがあります。

うまくスタイリングすれば一時的に目立ちにくくすることはできますが、あくまで「見た目を整える」レベルの対処にとどまります。

ここでは、髪型で隠せる範囲と、隠すのが難しくなる状範囲の違いを分かりやすく解説します。

髪型でカバー可能な範囲

髪型でM字ハゲを自然に目立ちにくくできるのは、薄毛の進行が軽度〜中等度の段階に限られます。

特に、以下のような状態であれば、髪型によってM字ラインをぼかしやすく、自然にカバーしやすい時期と言えます。

  • M字のくぼみが浅い
  • トップにボリュームがある
  • 前髪がまだ割れない

生え際の後退がまだ浅く、トップや前髪に十分な毛量が残っているため、スタイリングでバランスを整えやすいのが特徴です。

髪型でカバーが難しい範囲

M字ハゲが進行すると、髪型では対処しきれない段階に入ります。特に、以下のような状態は、髪型で隠せる範囲を超えているサインです。

  • 前髪が割れやすくなる
  • M字のくぼみが深くえぐれてきた
  • 地肌の透け感が強くなってきた
  • 湿気や汗でスタイルがすぐ崩れる
  • ワックスで固めても形がキープできない

ここまで進行すると、スタイリングだけで自然に見せることは難しく、髪型による対処は限界といえます。

M字ハゲのタイプに似合う髪型

薄毛タイプ別 かっこいい髪型

M字ハゲの方には、髪全体を短めに整えるスタイルが最も相性の良い傾向があります。

特に七三分けなど分け目を作る場合は、前髪を上げてスタイリングすることがポイントです。前髪を立ち上げることで左右から落ちる毛流れが生え際を自然にカバーしてくれます。

一方で、M字を隠そうとして前髪を長く垂らすのは逆効果です。毛量が少ない状態で前髪を下ろすと、少しの動きや湿気で毛束が割れ、かえって頭皮の透け感が目立ってしまいます。

思い切って前髪を短くし、トップとのバランスを整えることで、清潔感のある自然なスタイルを作りやすくなります。

M字ハゲを自然にカバーするには、髪型選びがとても重要です。

具体的なヘアスタイル例や、美容院での失敗しない頼み方を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

自毛植毛がM字ハゲに選ばれる理由

M字ハゲは、髪型や薬では改善しにくい部位のため、生え際の形そのものを作り直せる自毛植毛が特に効果を発揮しやすい領域です。

自毛植毛は、後頭部の強く抜けにくい毛を生え際へ移植する治療で、デザイン・密度・毛流れまで細かく調整することができます

生え際のラインと形をデザインできる

M字ハゲでは、左右が深くえぐれたような形が最も目立ちやすいポイントです。

自毛植毛なら、生え際の高さ・角度・輪郭を一人ひとりに合わせて設計し、自然な丸みや凹凸を再現することが可能です。

前髪の割れを防ぐ十分な密度を作れる

前髪が薄くなると、湿気や汗で割れやすくなります。

自毛植毛では、必要な密度を確保することで、前髪が割れずに立ち上がる生え際を作れます。

移植した毛は半永久的に生え続ける

後頭部の毛はAGAの影響を受けにくく、移植後もその性質を引き継ぎます。

そのため、移植毛は半永久的に生え続ける自分の髪として定着します。

薬で改善しないM字でも生え際が戻る

M字はAGA薬の効果が出にくい部位として知られています。

AGA治療薬で変化が出づらいケースでも、自毛植毛なら生え際を物理的に再構築が可能です。

自然な生え際を実現しやすい部位

M字部分は斜め方向に生える毛が多く、毛流れが複雑ですが、その分植毛によるデザイン調整が可能です。

自然な毛流れを作ることで、不自然さのない生え際が完成します。

なお、M字は前髪の立ち上がりや毛流れが重要になります。そのため、自然に仕上げるには高いデザイン力と精密な植毛技術が必要になります。

自毛植毛に向いている人

M字ハゲは、進行すると髪型や薬では改善が難しくなるため、自毛植毛との相性が非常に良い薄毛タイプです。

以下に当てはまる方は、植毛による満足度が高い傾向にあります。

  • 前髪が割れてセットが決まらない
  • M字が年々深くなっている
  • 生え際の形を戻したい
  • 薬だけでは変化が少ない
  • 髪型で隠すのに限界を感じている

額の形や生え際のラインは、顔の印象を大きく左右します。自然に整った生え際は、見た目年齢の改善にも直結します。

アルモ形成クリニックのM字植毛の特徴

アルモ形成クリニックでは、M字はげの改善において 「どれだけ自然な生え際を再現できるか」 を最も重視しています。

単に毛量を増やすのではなく、植毛と地毛の境界が分からない、違和感のない生え際を目指した治療を行っています。

生え際の密度を段階的に変える「グラデーションデザイン植毛」

生え際は、毛の太さ・生え方・密度の変化が複雑に組み合わさって自然さが作られています。

「グラデーションデザイン植毛」では、前方には細く柔らかい毛を中心に配置し、後方に向かって徐々に密度と太さを高めることで、地毛と植毛の境界が分かりにくい生え際を再現します。

このような設計により、髪をかき上げたときや近距離で見られた場合でも違和感が出にくく、植毛したことが分からない自然な仕上がりにつながります。

生え際の印象は顔全体の若々しさを大きく左右するため、グラデーションデザインはM字植毛において欠かせない要素といえると思います。

なお、自毛植毛を初めて検討される方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

刈らずに受けられる「アルモUn-SHAVEN法」

アルモ形成クリニックでは、周囲に気付かれずに治療を受けたい方のために、後頭部を刈り上げない植毛方法(アルモUn-SHAVEN法) に対応しています。

この方法では、以下のようなメリットがあり、特にM字植毛を希望される方から高い支持を得ています。

  • 髪を大きく刈らずに施術が可能
  • 術後すぐに普段の生活に戻りやすい
  • 仕事やプライベートへの影響を最小限に抑えられる

特にM字植毛は、生え際の一部を整えるケースが多く、広範囲を刈る必要がないためアルモUn-SHAVEN法との相性が良い施術です。

10年後を見据える設計

特にM字ハゲは時間とともに周囲の毛が薄くなる可能性があるため、今の状態だけを基準に密度やラインを決めてしまうと、数年後に不自然さが目立つリスクがあります。

アルモ形成クリニックでは、生涯で使用できるドナー毛(後頭部の採取可能な毛量)をあらかじめ考慮し、無理のない範囲で生え際をデザインします。

これにより、将来的に薄毛が進行した場合でも、修正や追加治療に対応しやすく、長期的にバランスの取れた生え際を維持しやすくなります。

短期的な変化だけでなく、5年後・10年後も自然に見えることを前提とした設計こそが、満足度の高い植毛につながると当院では考えています。

他院修正にも対応

他院様で自毛植毛を受けたものの、以下のご相談で、修正を希望される方が増えています。

  • 生え際が直線的すぎる
  • 植毛部分と地毛の境界がはっきり分かる
  • 密度が不十分で地肌が透けて見える
  • 毛流れが不自然で前髪がまとまらない

当院では、過去の植毛状態や頭皮の状態、残っているドナー毛の量を丁寧に確認したうえで、不自然な部分を自然に整え直す修正治療にも対応しています。

すでに植毛歴がある場合でも、グラデーションデザイン植毛を取り入れることで、生え際全体の印象を自然に改善することが可能です。

「一度植毛したから修正は難しい」と諦める必要はありません。

現在の状態に合わせて最適な方法を検討し、できる限り自然な生え際へ導きますので、安心してお任せください。

なお、修正を検討されている方は、まずは症例を見て仕上がりのイメージを掴んでみてください。

現在の状態に近いケースが見つかるかもしれません。

まとめ|M字ハゲを隠す髪型から自毛植毛で自然な生え際へ

M字ハゲは、髪型やスタイリングによって一時的に目立ちにくくすることはできますが、いずれ必ず限界が訪れます。

原因がAGA(男性型脱毛症)である以上、時間とともに薄毛が進行する可能性が高く、髪型やサロンでの対処はあくまで「見た目の一時改善」にとどまるからです。

一方で、自毛植毛は生え際の形そのものを整え、自然な密度と毛流れを取り戻せる治療です。特にM字ハゲは、植毛との相性が良く、デザイン次第で印象を大きく変えることができます

「毎朝のセットに悩み続ける」「隠すことに疲れてきた」と感じているなら、髪型で誤魔化す対処から、生え際を整える治療へ切り替えるタイミングかもしれません。

自然な生え際は、見た目年齢や清潔感にも直結します。

M字ハゲの悩みを根本から解決したい方は、自毛植毛という選択肢を一度検討してみてはいかがでしょうか。

薄毛治療|内服薬について知りたいかたは、こちらもご覧ください。
自毛植毛の費用・値段について|アルモ形成クリニック

このコラムの著者

アルモ形成クリニック 
院長 内田直宏

筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

内田医師のプロフィール画像

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