なおるん毛髪情報局
前髪の植毛とは?費用の目安・グラフト数の考え方と女性・男性の注意点
「前髪が薄くなってきた」「生え際やおでこの形が気になる」「前髪の植毛って実際どうなの?」と悩んでいる方に向けて、前髪(生え際)への自毛植毛の仕組み、植毛の前に確かめたい薄毛の原因、女性が植毛を受ける前に知っておきたいこと、グラフト数の考え方と費用の目安、リスクを解説します。男性・女性のどちらにも共通する内容と、女性に特有の注意点を分けて説明します。
監修:内田直宏(アルモ形成クリニック院長・形成外科医)
【前髪の植毛の要点(早見表)】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| どんな治療か | 後頭部・側頭部の自分の毛を毛包ごと採取し、前髪・生え際に移植する外科手術です(局所麻酔・日帰り。当院では鎮静麻酔も併用) |
| 検討されることが多い悩み | 前髪・生え際が薄く地肌が透ける、生え際の後退、生まれつき生え際が高い、M字・左右差、傷跡で毛がない部分 |
| 先に確かめること | 薄毛の原因(AGA・女性型脱毛症・牽引性脱毛症・一時的な脱毛など)と、採取する後頭部の毛の量・太さ |
| 経過の目安(当院) | 術後3か月ごろから生え始め、8か月程度で生えそろってくるのが目安。仕上がりの評価は術後1年ほど(個人差があります) |
| 費用(当院・税込) | 保険適用外の自由診療。基本料金205,000円(傷跡への植毛は220,000円)+1グラフト1,078円(刈り上げる方法)または1,870円(刈り上げない方法)。生え際+M字(1,200グラフト)の料金例:刈り上げる方法1,498,600円、刈り上げない方法2,449,000円(血液検査11,000円などは別途)。費用の詳細 |
| 主なリスク | 痛み・腫れ(額やまぶたに出ることがある)、赤み・かさぶた、ショックロス、感染・毛嚢炎、しびれ、傷跡、生着不良など。デメリット・リスク |
【この記事の結論】
- 前髪の植毛は、後頭部・側頭部のうち移植に適した状態と判断した自分の毛を、毛包ごと前髪や生え際に移植する外科手術です。
- 前髪や生え際は顔の印象に関わる場所のため、毛の向き・角度・生え際のラインのデザインが仕上がりを左右します。
- 女性の薄毛は、男性と原因や薄くなり方が異なることがあり、植毛が適しているかどうかは原因と後頭部の毛の状態を診察して判断します。
- 保険適用外の自由診療で、生えそろうまで時間がかかり、傷跡やショックロスなどのリスクもあります。メリットとデメリットを確認したうえで検討しましょう。
植毛の症例をご覧になりたい方は、50代女性の生え際・前頭部 3100グラフトの症例もご確認ください。
前髪の植毛(自毛植毛)とは
前髪の自毛植毛は、後頭部や側頭部に生えている自分の毛を、毛包(毛を作る組織)ごと採取し、前髪や生え際に移植する方法です(自毛植毛とは)。移植した毛は、採取した場所の毛の性質を保つため、生着すれば移植先でも毛周期に沿った発毛が長期的に期待できます。ただし、持続や毛量には個人差があります。
なお、合成繊維の人工毛を植え込む人工毛植毛は、炎症や感染などの有害事象が多く報告されてきました。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、男女とも人工毛植毛術は推奨度D(行うべきではない)とされ、米国の食品医薬品局(FDA)が人工毛を有害器具に指定し、使用を事実上禁じていると説明されています(ガイドライン2017年版)。
前髪の植毛を考える主な悩み
前髪・生え際の植毛は、次のような悩みで検討されることがあります。
- 前髪や生え際の毛が少なくなり、地肌が透けて見える
- 生え際が後退して、おでこが広くなった
- 生まれつき生え際が高い、生え際の形(M字・左右差など)が気になる
- 髪を強く結ぶ髪型を長く続け、生え際が薄くなった(牽引性脱毛症)
- けがや手術の傷跡で、生え際の一部に毛が生えていない(傷跡への植毛は基本料金が220,000円(税込)になります)
生え際をどこまで下げられるかは「生え際はどこまで下げられる?」で詳しく解説しています。
植毛を考える前に:前髪が薄く見える原因を確かめる
前髪が薄い・スカスカに見える理由は一つではありません。毛の本数が減っている、毛が細く短くなっている(軟毛化)、生え際そのものが後退している、髪型や分け目のくせで地肌が見えやすい、など見え方の原因が違えば、合う対処も変わります。前髪の割れ方や軟毛化の見分け方は「前髪・生え際が割れるのは薄毛のサイン?」、生え際の後退のセルフチェックは「M字ハゲのセルフチェック」で詳しく解説しています。
- 男性で、生え際やM字から少しずつ後退している場合:男性型脱毛症(AGA)が多く、進行性です。日本皮膚科学会のガイドラインでは、男性のAGAに対してフィナステリド・デュタステリドの内服とミノキシジルの外用が推奨度A(行うよう強く勧める)とされています(ガイドライン2017年版)。植毛は移植した部分の毛を補う治療で、移植していない既存の毛の進行は止めないため、将来の後退も考えてデザインします
- 女性で、分け目や頭頂部も含めて全体に薄い場合:女性型脱毛症などが考えられ、植毛より先に原因の診断と治療が優先されることがあります(女性が前髪の植毛を受ける前に知っておきたいこと)
- 出産後や体調の変化のあとに急に抜けた場合:一時的な脱毛のことがあり、原因によっては時間とともに回復が期待できます。甲状腺の病気や貧血などが関係することもあるため、医療機関で確認しましょう
- 髪を強く結ぶ髪型を長く続けて生え際が薄くなった場合:牽引性脱毛症が考えられます。まず髪を引っ張る髪型を避け、回復の経過や炎症の有無を確認します。早い段階なら回復が期待できることがあり、回復しない脱毛が残る場合に、頭皮と採取部の状態を診察して植毛を検討します
- 生まれつき生え際が高い、けがや手術の傷跡で毛がない場合:薬による治療では改善しにくいことがあり、植毛が検討の対象になります
男性のAGAについて、当院でAGAの内服薬を処方する場合は保険適用外の自由診療で、フィナステリド1mg 28日分5,800円、デュタステリド0.5mg 30日分7,800円(いずれも税込・2026年10月時点。最新は料金ページをご確認ください)で、AGAのみの診察には別途診察料5,500円(税込)がかかります。1日1回服用し、効果の判定には6か月程度が目安ですが、6か月は治療終了の目安ではありません。効果と副作用を定期的に確認して継続の必要性を判断し、継続中は薬剤費などがかかります。主な副作用として性欲減退・勃起機能の低下・肝機能障害などがあり、効果には個人差があります。これらの内服薬は男性の薬で、女性は使用しません。
当院の考え方としては、原因を確かめないまま植毛だけを先に決めることはおすすめしていません。診察で薄毛の原因と後頭部の毛の状態を確認し、植毛が適しているか、薬による治療や経過観察が先かも含めてご説明しています。
女性が前髪の植毛を受ける前に知っておきたいこと
1. 薄毛の原因によっては、植毛より先に行う治療がある
女性の薄毛は、頭頂部や分け目を中心に全体的に薄くなる女性型脱毛症(FPHL)、出産後の一時的な脱毛、牽引性脱毛症、甲状腺の病気や貧血、円形脱毛症、生え際が帯状に後退する前頭部線維化性脱毛症など、さまざまな原因で起こります。原因によって治療法は異なり、出産後の一時的な脱毛は経過をみる、牽引性脱毛症は髪型を見直す、炎症を伴う脱毛症は病気の治療と安定を優先する、といった対応が先になります。まずは原因を確かめることが大切です。
ここでは当院の処方案内ではなく、女性型脱毛症に関する学会の推奨を紹介します。外用薬と内服薬は別の治療です。ガイドラインでは、女性型脱毛症に対してミノキシジルの外用が推奨度A(行うよう強く勧める)とされています。自毛植毛術は推奨度C1(行ってもよい)で、薬による治療で十分な効果が得られず、他に手段がない状況で、十分な経験と技術を持つ医師が行う場合に限る、という条件付きです。一方、男性のAGAに使うフィナステリド・デュタステリドの内服は、女性型脱毛症には推奨度D(行うべきではない)とされています(ガイドライン2017年版)。分け目の薄さについては「分け目が薄いのは植毛で改善できる?」もご覧ください。
2. 後頭部(採取する部分)の毛の状態を確認する
自毛植毛では、後頭部・側頭部の毛を移植に使います。女性型脱毛症で頭全体の毛が細くなっている場合は、採取する部分の毛にも影響が及んでいることがあり、十分な量や太さの毛を採取できるかを診察で確認する必要があります。採取できる毛の量には限りがあるため、薄毛の範囲が広い場合は、希望どおりの密度にならないこともあります。
3. 刈り上げたくない場合は、刈り上げない方法も選べる
採取部を刈り上げる方法では、髪が伸びるまで後頭部の見た目が変わります。髪の長い方でも、刈り上げた範囲を上の髪で隠せる場合がありますが、周りに気づかれたくない方には、後頭部を刈り上げずに採取するアルモUn-SHAVEN法(刈り上げない自毛植毛)もあります。刈り上げるアルモHi-STANDARD法(刈り上げる自毛植毛)では、襟足部分を残して刈り上げ、オプションでヘアシートを装着することもできます。
4. 妊娠中・授乳中や持病がある方は事前に相談を
手術では局所麻酔や鎮静、術後の内服薬などを使います。妊娠中・授乳中の方、持病がある方、服用中の薬がある方は、手術を受けられる時期や方法について、カウンセリングの際に必ず医師に伝えて相談してください。
前髪・生え際の植毛はデザインが大切
前髪や生え際は顔の印象に大きく関わる場所で、植毛の仕上がりが目立ちやすい部分です。自然に見せるためには、次のような点が重要になります。
- 生え際の位置と形:年齢や顔立ちとのバランス、将来の見え方も考えて決める
- 毛の向き・角度:もともとの毛流れに合わせて移植する
- 生え際の最前列:細い1本毛を使い、徐々に密度を上げて自然な境目にする
- 前髪の分け目や普段の髪型:センターパートなど、希望する髪型に合わせる
当院では、生え際の前列やこめかみなどの繊細な部分には細い1本毛を、奥のボリュームを出したい部分には太い1本毛や2〜4本毛を選んで移植しています。デザインは、生え癖や毛流れ、毛の角度を確認しながら、納得いくまでご相談いただけます。
当院の前髪の植毛の流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. カウンセリング・診察 | 薄毛の原因や範囲、後頭部の毛の状態を確認し、デザイン・必要なグラフト数・術式・費用・リスクを説明します。 |
| 2. デザイン・麻酔 | 生え際の位置や毛の向きを決め、局所麻酔を行います(当院では鎮静麻酔も料金に含まれます)。 |
| 3. 採取 | 後頭部・側頭部から、パンチで毛包を1株(グラフト)ずつ採取します(当院はFUE法を採用)。グラフトは移植する毛包のまとまりで、1株に1〜数本の毛が含まれます。 |
| 4. 移植 | 前髪・生え際に小さな移植穴を作り、毛の向きや角度に合わせてグラフトを植え込みます。 |
| 5. 術後・検診 | 術後の過ごし方の説明を受けます。施術翌日に包帯を取り外し、施術部位の状態(傷の治り具合・腫れ・感染の有無など)を診察します。その後、発毛の経過を確認する術後検診を術後6か月・12か月を目安に行います(検診料は無料。状態により追加の受診をお願いすることがあります)。 |
手術時間はグラフト数により異なり、当院ではおおむね4〜10時間程度です(当院のよくあるご質問。詳しくは「植毛の手術は何時間かかる?」)。
前髪の植毛のメリット
- 自分の毛を使うため、周りの毛となじみやすく、拒絶反応が起こりにくい
- 生着した毛包から、毛周期に沿った発毛が長期的に期待できる(持続や毛量には個人差がある)
- 生え際の位置や形を、デザインに合わせて整えることができる
- 前髪を上げる・分けるなど、髪型の選択肢が広がることがある
ただし、仕上がりや満足度には個人差があります。移植していない既存の毛は、原因によっては薄毛が進むことがあります。
前髪の植毛のデメリット・リスク
生えそろうまで時間がかかる
移植した毛は術後にいったん抜けることがあり、毛包が生着していれば、術後3か月ごろから生え始め、8か月程度で生えそろってくるのが目安です。仕上がりを評価する目安は術後1年ほどです(当院のよくあるご質問での目安)。この間は前髪が思ったより増えていないと感じることもあるため、時間がかかる治療であることを理解しておきましょう。
術後の副作用・リスクがある
時期の目安は、当院が術後の説明に用いている目安です。起こる症状や期間には個人差があります。
| 副作用・リスク | 内容 |
|---|---|
| 痛み・腫れ | 麻酔が切れた後に後頭部を中心に痛みが出ることがある(痛み止めを処方)。額やまぶたが腫れることがあり、生え際の植毛では腫れが顔に出やすい |
| 赤み・かさぶた | 移植部に赤みやかさぶたができる。前髪の部分は目立ちやすく、かさぶたは1〜2週間ほどで取れることが多い |
| ショックロス | この記事では、術後数週間〜3か月ごろに手術の影響で採取部や移植部の周りの既存の毛が抜けることをショックロスと呼び、移植した毛の抜け替わりと区別します(当院の説明では両方を含めてショックロスと呼ぶ場合もあります)。多くは一時的だが、回復しない場合もある |
| 感染・毛嚢炎 | 移植部にニキビのような吹き出物や赤み・熱感が出ることがある |
| 出血・血腫 | 移植部や採取部に出血や血腫ができ、移植した毛が根付きにくくなることがある |
| しびれ・感覚の違和感 | 採取部・移植部の感覚が鈍くなることがある。多くは時間とともに戻るが、残る場合もある |
| 傷跡 | 採取部に小さな点状の傷跡が残る。移植部にも小さな傷跡が残る場合がある |
| 生着不良・くせ毛 | 移植した毛の一部が十分に生着しないことや、毛質が周りと異なって見えることがある |
出血が止まらない、赤み・腫れ・痛みが強くなっていく、膿が出る、発熱があるといった場合は、早めに手術を受けたクリニックに連絡してください。術後の経過は「植毛のダウンタイムはいつまで続く?」で詳しく解説しています。
期待どおりの密度・デザインにならない可能性がある
採取できる毛の量や毛の太さ、頭皮の状態によっては、期待したほどの前髪のボリュームや密度にならないことがあります。1回の手術で移植できる密度には限界があり、密度を足すために2回目の手術を検討することもあります。手術前に、仕上がりのイメージと現実的に目指せる範囲をよく確認しておきましょう。
AGA治療や植毛の基礎知識は、国民生活センターの「美容医療の基礎知識 第8回 AGA治療、植毛」でも解説されています。治療を受ける前に、治療内容・費用・リスクの説明を十分に受け、納得したうえで決めましょう。
前髪の植毛の費用
自毛植毛の費用は、必要なグラフト数と術式によって決まります。必要なグラフト数は、薄毛の範囲や希望する密度によって異なり、診察で決めます。
| 範囲(料金ページの例) | Hi-STANDARD法(刈り上げる) | Un-SHAVEN法(刈り上げない) |
|---|---|---|
| コメカミ(300グラフト) | 528,400円 | 766,000円 |
| 生え際+M字(1,200グラフト) | 1,498,600円 | 2,449,000円 |
| 生え際+前頭部(1,800グラフト) | 2,145,400円 | 3,571,000円 |
※いずれも基本料金205,000円+グラフト料金(Hi-STANDARD法1グラフト1,078円、Un-SHAVEN法1グラフト1,870円)の合計で、税込です。別途、術前の血液検査11,000円がかかり、感染症がある方は感染症対策料198,000円が加わります。ヘアシート(オプション)は54,780円です。傷跡への植毛の場合、基本料金は220,000円になります。表は料金ページの一例で、前髪・生え際で必要なグラフト数は、性別を問わず人によって異なります(2026年10月時点。最新は料金ページをご確認ください)。
前髪・生え際のグラフト数を決める要素と料金例
必要なグラフト数は、植える範囲の広さ、目指す密度、もともと残っている毛の量で変わります。料金ページの例では、こめかみで300グラフト、生え際+M字で1,200グラフト、生え際+前頭部で1,800グラフトを示しています。これらは料金計算の例で、その部位に一律に必要な株数を示すものではありません。実際の数は診察でデザインを決めてからお見積もりします。採取できる毛には限りがあるため、将来の進行や追加治療の可能性も踏まえて、採取範囲・株数を検討する必要があります。こめかみの植毛は「こめかみの植毛」、M字の範囲と費用は「M字の植毛はいくら?」も参考にしてください。
費用・治療期間とリスク・副作用(自由診療)
※自毛植毛は保険適用外の自由診療です。費用は基本料金205,000円(税込)+グラフト数に応じた料金(Hi-STANDARD法1グラフト1,078円、Un-SHAVEN法1グラフト1,870円・いずれも税込)です。傷跡への植毛は基本料金220,000円です。別途、術前の血液検査11,000円が必要で、感染症がある方は感染症対策料198,000円がかかります(ヘアシートは任意のオプション)。手術は通常1回・日帰りで、施術翌日に施術部位の診察があり、発毛の経過を確認する術後検診は術後6か月・12か月の2回を目安に行います(状態により追加の受診が必要な場合があります)。移植した毛が生えそろってくるのは術後8か月程度、仕上がりの評価は術後1年ほどが目安です(経過には個人差があります)。
主なリスク・副作用:術後の痛み・腫れ・出血・内出血、かゆみ、かさぶた、血行不全、既存の毛の抜け毛(ショックロス。多くは一時的ですが回復しない場合もあります)、感染、毛嚢炎、採取部や移植部のしびれ・感覚の違和感、傷跡、くせ毛、移植した毛が十分に生着しない可能性があり、仕上がりの自然さには限界と個人差があります。
Q&A
Q. 女性でも前髪の植毛はできますか?
A. できます。当院でも女性の植毛を行っています。ただし、女性の薄毛は原因がさまざまで、頭全体が薄くなっている場合は採取する後頭部の毛にも影響していることがあるため、植毛が適しているかどうかを診察で判断します。植毛以外の治療についてもご相談いただけます。
Q. 前髪の植毛で、おでこを狭くすることはできますか?
A. 生え際に毛を移植して、生え際の位置を下げたり形を整えたりすることは可能です。ただし、下げられる範囲は採取できる毛の量や顔立ちとのバランスによって異なり、低くしすぎると将来不自然に見えることもあります。詳しくは「生え際はどこまで下げられる?」をご覧ください。
Q. 植毛したことは周りに気づかれますか?
A. 術後しばらくは、生え際の赤みやかさぶた、額の腫れで気づかれることがあります。後頭部を刈り上げない方法を選ぶと、採取部は目立ちにくくなります。仕事や予定に合わせて手術日を決めると安心です。
Q. 植毛した前髪は伸びますか?カット・カラー・パーマはできますか?
A. 生着した毛は、ほかの髪と同じように伸びるため、カットして整えることができます。カラーやパーマなど頭皮に刺激がかかる施術を始める時期は、術後の経過によって異なるため、医師に確認してください。
Q. 男性でも前髪の植毛はできますか?
A. 男性も、診察で適応があると判断された場合は受けられます。原因、進行状況、薬による治療の経過、採取部の毛の状態を確認します。AGAは進行性のため、移植していない既存の毛が今後薄くなる可能性も考えてデザインを決め、薬による治療の併用についてもご説明します。M字の範囲と費用は「M字の植毛はいくら?」をご覧ください。
Q. 前髪の植毛は何グラフト必要ですか?
A. 植える範囲の広さ、目指す密度、残っている毛の量によって異なり、一律には決まりません。費用は株数で変わるため、料金ページの例は「前髪の植毛の費用」でご確認ください。正確な数は診察でデザインを決めてからお伝えします。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 必要なグラフト数と術式で決まります。料金ページの例では、生え際+M字(1,200グラフト)で、刈り上げるHi-STANDARD法が1,498,600円、刈り上げないUn-SHAVEN法が2,449,000円(いずれも税込・血液検査等は別途)です。正確な費用はカウンセリングでお見積もりします。
まとめ
- 前髪の植毛は、後頭部・側頭部の自分の毛を前髪や生え際に移植する外科手術で、デザインが仕上がりを左右する
- 前髪が薄く見える原因は、AGA・女性型脱毛症・一時的な脱毛・生まれつきの生え際の形などさまざまで、植毛が適しているかどうかは原因と後頭部の毛の状態を診察して判断する
- 自由診療で費用がかかり、生えそろうまで時間がかかること、傷跡やショックロスなどのリスクがあることも理解して検討する
前髪や生え際の悩みは、人に相談しづらいものです。アルモ形成クリニックでは、カウンセリングから手術、術後検診まで院長が一貫して担当し、植毛が適しているかどうかも含めてご説明しています。一人で悩まず、まずはご相談ください(治療内容のお問い合わせ:アルモ形成クリニック 03-3518-5641/10:00〜19:00・休診 月・木(祝日は営業))。
参考文献