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なおるん毛髪情報局

なおるん毛髪情報局 自毛植毛の基礎知識

PHYSICIAN SUPERVISING

ページの監修医師

アルモ形成クリニック
院長 内田 直宏(なおるん先生)

  • ISHRS(国際毛髪外科学会)正会員
  • 年間200症例以上の自毛植毛を執刀
  • 違和感ゼロへ導く精密なグラデーションデザイン植毛が得意
アルモ形成クリニック 院長 内田直宏

M字の植毛はいくら?必要グラフト数・費用と自然に見せるデザインのコツ

「M字ハゲの植毛はやめたほうがいい」と聞いて、不安になっていませんか?
M字の自毛植毛が適しているかは、薄毛の原因、進行状況、ドナー毛の状態、ご希望によって異なります。薬物療法を優先したり、手術を見送ったりする場合もあります。

むしろ、M字部分は植毛範囲が比較的限定されるため、頭頂部や広範囲の薄毛より必要グラフト数を抑えられるケースもあります。
ただし、必要なグラフト数や適した治療は人によって異なるため、まず診察で原因と進行状況を確認することが大切です。

  • これってもしかしてM字ハゲ?
  • M字ハゲに植毛ってどうなの?
  • 植毛の費用ってどのくらい?
  • 安く植毛する方法は?

このような悩みを感じて、不安になったことはありませんか。

M字型薄毛は、顔の印象に直結するために植毛を検討している方は多いはず。
ただし、植毛費用は高額になるケースもあり、「本当に受けるべきか」と迷う方も少なくありません。

この記事では、必要グラフト数を左右する要素と株数別の費用計算例、治療費が高くなるケースと検討時の確認事項、そしてM字を自然に見せる生え際デザインの考え方について、形成外科医が解説します。

あなたの悩みや費用の不安を解消し、納得して治療に進むための参考になれば幸いです。

自毛植毛について知りたいかたは、こちらもご覧ください。
自毛植毛とは | アルモ形成クリニック

M字ハゲの特徴

M字ハゲとは、額の左右の生え際が後退し、アルファベット「M」のような形に見える薄毛のことを指します。左右差がある場合もあります。

AGA(男性型脱毛症)の代表的な進行パターンの1つですが、生まれつきの生え際の形との区別が必要で、AGAかどうかは経過や毛髪の細さなどを診察して判断します。

発症の時期や進行の速さには個人差があります。

M字植毛に必要なグラフト数の考え方

グラフト(株)とは、毛包を含む移植組織の単位で、毛包単位には通常1〜3本、まれに4本の毛髪が含まれ、1グラフトあたりの本数は一定ではありません(出典:ISHRS(国際毛髪外科学会)Glossary「FOLLICULAR UNIT」)。植毛の費用は「毛髪の本数」ではなく、このグラフト数で計算されます。

M字の植毛に必要なグラフト数は、移植する面積、既存毛の残り具合、毛の太さ、目指す密度、採取できるドナー毛の量などによって変わります。同じ「M字が気になる」というご相談でも必要なグラフト数には大きな個人差があり、必要数は診察で頭皮と毛髪の状態を確認して決めます。

以下では、当院の料金ページに掲載している800・1,200・1,500グラフトを例に費用を計算します。これらは診断基準や標準的な必要数を示すものではありません。

M字型薄毛の植毛にかかる費用

M字型薄毛の植毛にかかる費用は「治療方法(基本料金)+グラフト(株)数✕ 1グラフト(株)あたりの料金」で計算されます。

当院の自毛植毛は「基本料金205,000円+グラフト数×1グラフトあたりの料金(アルモHi-STANDARD法(刈り上げる自毛植毛)1,078円/アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない自毛植毛)1,870円・いずれも税込、2026年10月時点)」です。M字〜生え際の植毛にかかる当院の費用目安は、以下のとおりです。

当院の費用計算例手術料金合計(税込)
800グラフト約107〜170万円
1,200グラフト約150〜245万円
1,500グラフト約182〜301万円

※上記は手術料金の合計で、術前血液検査料11,000円(税込)が別途かかります(例:800グラフトは検査込みで1,078,400円/1,712,000円)。上記は通常のM字・生え際への植毛の料金例で、感染症がある場合は感染症対策料198,000円(税込)が別途必要です。術後の検診料は無料です(2026年10月時点・料金ページ参照)。

ここでは、当院の自毛植毛の費用計算例を3つ紹介します。

800グラフトの場合の費用計算例

800グラフトを移植すると仮定した場合の費用です。

アルモHi-STANDARD法(刈り上げる)アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない)
基本料金20万5,000円20万5,000円
グラフト800グラフト✕1,078円800グラフト✕1,870円
合計106万7,400円170万1,000円

*すべて税込価格です。参照元:自毛植毛メニュー

800グラフトの手術料金は約107万〜170万円です。

M字部分を中心に移植する場合の一例です。
必要なグラフト数は診察で確認しますので、まずはご相談ください。

1,200グラフトの場合の費用計算例

次に、1,200グラフトを移植すると仮定した場合の費用です。

アルモHi-STANDARD法(刈り上げる)アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない)
基本料金20万5,000円20万5,000円
グラフト1,200グラフト✕1,078円1,200グラフト✕1,870円
合計149万8,600円244万9,000円

*すべて税込価格です。参照元:自毛植毛メニュー

1,200グラフトの手術料金は約150万〜245万円です。

ただし、薄毛の状態や希望する髪型により料金は異なります。
まずは医師に相談し、カウンセリングを受けた上で治療を受けましょう。

1,500グラフトの場合の費用計算例

1,500グラフトを移植すると仮定した場合の費用です。

アルモHi-STANDARD法(刈り上げる)アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない)
基本料金20万5,000円20万5,000円
グラフト1,500グラフト✕1,078円1,500グラフト✕1,870円
合計182万2,000円301万円

*すべて税込価格です。参照元:自毛植毛メニュー

これまでの2つの費用例よりグラフト数が多い場合の計算です。
それに伴い、手術料金は約182万〜301万円になります。

値段が気になる方は一度クリニックにご相談ください。

M字ハゲ植毛の難しさ

M字部分の植毛では、「生え際デザイン」が仕上がりを左右する重要な要素の一つです。

M字部分は毛流れが複雑で、髪の毛が放射状や斜めに生えている部位です。そのため、植毛時に角度や方向を正確に再現できなければ、ツンツンと浮いた毛が目立ち、不自然な仕上がりになってしまうリスクがあります。

さらに、限られたドナー毛(後頭部や側頭部から採取する髪)をいかに効率よく分配するかも重要です。移植範囲・密度、頭皮の状態、採取できる毛髪の量を考慮して計画します。適切に計画しても、既存毛の薄毛の進行や生着の状態、ご希望の変化によって追加治療が必要になる場合があります。

特に髪の毛の角度や毛流れを意識した繊細な技術が求められるため、経験豊富な医師に依頼することが大切です。

当院では、形成外科医である院長が診察・デザイン・手術を担当し、看護師が補助します。M字部分は移植株ごとに毛流れと角度を意識し、前方に細い毛・奥に向かって密度を高める「グラデーションデザイン植毛」で仕上げます。

当院では、生え際のデザイン、適切な密度、移植株の取り扱いに配慮して治療を計画し、治療の適応や期待できる変化、限界を診察でご説明します。以前に受けた植毛のデザイン修正や生着不良のご相談にも対応しています。傷跡への植毛は基本料金が220,000円(税込)となり、通常のM字・生え際への植毛とは適応や治療計画が異なるため、診察でご説明します。

M字植毛のデザイン|当院がM字部分だけを見ない理由

M字の植毛を検討される方の多くは、M字の後退した部分だけに植毛すればよいとお考えです。しかし、M字部分だけを見て移植すると、生え際の中央や既存毛とのつながりが不自然になることがあります。

当院では、M字部分だけでなく、生え際全体とのつながりを確認してデザインします。中央への移植が必要かどうかは既存毛の状態に応じて判断し、M字をどこまで残すかは、年齢や骨格、将来のAGAの進行まで含めてカウンセリングで決めます。

なおるん院長
内田直宏先生
(アルモ形成クリニック院長)

M字の植毛で私が大切にしているのは、M字部分だけを見ないことです。生え際の高さだけでなく、左右の後退の程度、中央とのつながり、密度のバランスを確認してデザインします。M字をどの程度残すかで印象は変わりますが、その感じ方は人によって異なるため、ご希望と顔立ちを踏まえて相談しながら決めています。生え際の位置は、眉からの距離だけで一律に決めず、額の動きやこめかみの位置、骨格、現在の生え際などを総合して検討し、下げすぎないことを重視しています。また、年齢を問わず、将来の薄毛の進行や採取できる毛髪の量を考慮してデザインします。ただし、将来の進行を正確に予測することはできず、薬物療法や追加の治療が必要になる場合があります。

当院のM字・生え際デザインの考え方

  • 生え際全体とのつながりを確認する:M字部分と中央・既存毛との境目が目立たず、髪をかき上げても自然に見えるラインを目指します
  • 前方は細い毛・奥は密度を高める:生え際の最前列には後頭部の中でも細い毛を選び、奥に向かって密度を上げるグラデーションデザインで透け感と不自然さを抑えます
  • 移植位置・毛流れ・角度を細かく調整する:M字部分は左右で毛流れが違うため、移植株ごとに角度を合わせます
  • 将来の進行を見据える:移植していない既存毛はAGAで薄くなる可能性があるため、AGA治療薬の併用も含めて計画します
  • 必要グラフト数は診察で決める:M字の深さ・軟毛化の範囲・希望する密度・ドナー毛の量によって、同じ「M字」でも必要数には大きな幅があります

実際のデザインは、お顔の骨格や生え方を拝見したうえで、カウンセリングで一緒に決めていきます。希望する生え際の形や、センターパートなど普段の髪型もお聞かせください。

M字型薄毛の植毛費用が高くなるケース

ここでは、M字型薄毛の植毛費用が高くなるケースを4つ解説します。

  • 植毛についての知識がないまま治療を受ける
  • 医師と理想のデザインを共有できていない
  • 治療後に追加費用が発生する
  • 費用相場が高いクリニックを選んでいる

それぞれみていきましょう。

植毛についての知識がないまま治療を受ける

植毛についての知識がないまま治療を受けると、費用が高額となり後悔する恐れがあります。

というのも、自毛植毛では毛包を採取する方法と移植する方法があり、採取法や刈り上げの有無、移植株数によって費用が数十万円単位で変わるためです。

具体的な植毛の方法は以下のとおりです。

  • 採取方法の違い:FUE法(1株ずつくり抜いて採取)/FUT法(頭皮を帯状に切除して採取)

ほかにも、刈り上げない採取法(当院のアルモUn-SHAVEN法など)や、移植に使う器具の違いがあります。

多くのクリニックではカウンセリングを行っているため、植毛についての悩みや不安を解決し、あなたに合った治療法を医師と検討しましょう。

医師と理想のデザインを共有できていない

医師と理想のデザインを共有できなければ、植毛の費用が高くなる恐れがあります。

患者さまの理想の髪型や髪の毛のボリュームをもとに植毛がおこなわれるためです。

治療の目的、移植範囲、期待できる変化と限界を十分に確認しないと、希望と治療計画にずれが生じることがあります。

カウンセリングのときに、写真や画像などで理想の仕上がりを医師に伝えましょう。

治療後に追加費用が発生する

自毛植毛は、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」で、男性型脱毛症に対して推奨度B(行うよう勧める)とされている治療です。同ガイドラインの解説では、フィナステリド・デュタステリドの内服やミノキシジルの外用による効果が十分でなく、他に手段がない状況で、十分な経験と技術を有する医師が施術する場合に限って勧めています。一方、人工毛植毛は同ガイドラインで推奨度D(行うべきではない)とされています。

自毛植毛の後も、既存毛のAGA治療や追加の手術が必要になる場合があります。術後診察・合併症への対応・追加手術の費用条件を事前に確認しておきましょう。

合併症が起きた場合には追加の治療が必要になることがあり、結果として費用が増える可能性があります。

植毛手術を受ける前には、手術費だけではなく維持費を確認して治療を受けましょう。

費用相場が高いクリニックを選んでいる

植毛は自費診療であり、料金はクリニックにより異なります。

費用相場が高いクリニックを選ぶと、植毛費用は高くなります。

生着の状態は、グラフトの扱い方や移植の手技、術後の管理によって差が出ます。生着が不十分だと仕上がりに影響し、追加の治療を検討することになる場合もあります。

料金だけで治療の適否や仕上がりは判断できません。見積もりの総額と内訳に加え、担当医による治療計画の説明や、術後診療・合併症への対応を確認しましょう。

M字の植毛で治療内容と総費用を検討するときの6つの確認事項

ここでは、M字の植毛で治療内容と総費用を検討するときに確認したい6つの事項を紹介します。

  • 薄毛が気になったら、まず診察で原因と進行状況を確認する
  • カウンセリングを受ける
  • AGA治療薬を併用して薄毛の進行を抑える
  • 術後の注意事項を守り、生活習慣を整える
  • 植毛以外の治療方法を検討する
  • 複数クリニックで相見積もりを取る

それぞれを詳しくみていきましょう。

薄毛が気になったら、まず診察で原因と進行状況を確認する

薄毛が気になる場合は、まず原因と進行状況を診察で確認しましょう。AGAによるM字型の薄毛は、自然に元へ戻ることは少ないとされていますが、植毛の適応や時期は、薬物療法の効果や将来の進行も踏まえて判断します。

男性型脱毛症の広がりを表す分類に「ハミルトン・ノーウッド分類」があります。基本分類はⅠ〜Ⅶで、生え際や頭頂部の状態による亜型があります。ただし、分類だけで治療の必要性や必要グラフト数は決まりません。

早期に手術を受ければ総費用が安くなるとは限りません。「髪が薄くなってきたかな」と感じたら、植毛を行っているクリニックで診察を受け、薬物療法を含めた選択肢を確認することをおすすめします。

参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

カウンセリングを受ける

治療前のカウンセリングでは、治療の必要性、選択肢、見積もりに含まれる費用を確認できます。希望と治療計画の認識のずれを減らすことが大切です。

カウンセリングが不十分であると、目的や症状に合った治療計画を立てられないためです。

たとえば以下のケースがあります。

  • 手術の範囲や移植する毛髪数が分からず追加の移植が必要となった
  • 適切な治療法を知らず、後に治療が変更となった
  • 追加治療の可能性や費用条件を事前に確認していなかった

このようなずれがあると、追加の治療や費用が生じることがあります。十分な説明を受けていても、薄毛の進行や合併症などによって追加治療が必要になる場合があります。

そのため、希望する髪型や薄毛の悩みを伝えたり、合併症や治療の説明を受けたりして、納得したうえで治療を受けましょう。

AGA治療薬を併用して薄毛の進行を抑える

移植した毛はAGAの影響を受けにくい一方、移植していない既存の毛はAGAの進行で薄くなる可能性があります。植毛後もAGA治療薬で進行を抑えることで、将来の追加植毛の範囲を小さくでき、結果として総額を抑えられる可能性があります。

当院ではAGA内服治療も行っています。※AGA治療は保険適用外の自由診療です。国内で承認されている内服薬の薬剤費は、フィナステリド1mg 28日分5,800円、デュタステリド0.5mg 30日分7,800円(いずれも税込・2026年10月時点)で、AGAのみの診察には別途診察料5,500円(税込)がかかります。原則1日1回の服用で、効果の判定には6か月程度の継続が目安です。薬による効果を維持するには、基本的に継続治療が必要です。効果や副作用を定期的に確認し、継続の適否を医師が判断します。主な副作用には性欲減退、勃起機能の低下、射精障害などがあり、重大な副作用として肝機能障害が報告されています。副作用や使用上の注意は薬剤によって異なり、効果には個人差があります。ここで紹介する内服薬は成人男性のAGAを対象とする薬で、20歳未満での安全性・有効性は確立されていません。

術後の注意事項を守り、生活習慣を整える

植毛の治療と同時に術後の注意事項を守り、規則正しい生活を心がけることも大切です。

術後は、医師から説明された洗髪・運動・飲酒・喫煙などの注意事項を守ることが大切です。あわせて、睡眠不足や偏った食生活なども見直しましょう。

頭皮環境に良くないとされることは改善するのが大切です。

ただし、生活習慣を整えることだけで生着や再手術の回避が保証されるわけではありません。

植毛以外の治療方法を検討する

植毛以外の治療方法を検討することで、治療費を安く抑えられる可能性があります。

短期的にみると、ほかの治療は植毛よりも比較的安く済むためです。

具体的には、フィナステリドやデュタステリドなどの薬物療法があります(費用・副作用は上記「AGA治療薬を併用して薄毛の進行を抑える」をご覧ください)。

薬物療法と植毛では目的や継続費用が異なります。植毛後も薬物療法や追加手術が必要になる場合があるため、想定する治療期間全体の費用を確認しましょう。

医師に相談して、頭皮の状態や希望とするデザインに合った治療方法を選びましょう。

複数クリニックで相見積もりを取る

複数のクリニックで相見積もりを取ると治療費が安いクリニックを選べるため、植毛の費用が安く済む可能性があります。

M字型薄毛の治療費用は、クリニックにより大きく異なります。料金と診療内容は医療機関によって異なるため、総額に含まれる項目を確認することが大切です。

同じグラフト数でも、料金に含まれる検査・麻酔・術後診療などはクリニックによって異なります。総費用と治療内容、担当医の説明、術後の対応を確認して選ぶことが大切です。

総額に含まれる項目、担当医、術後診療、合併症への対応を確認し、納得できる治療計画を選びましょう。

多くのクリニックではカウンセリングを実施しているため、まずは相談して費用を確認してください。

参考:アルモ形成クリニックの自毛植毛の値段・費用

M字ハゲの治療タイミング

AGAによるM字型の薄毛は、治療をしなければ進行することが多く、進行すると移植が必要な範囲が広がる場合があります。

ただし、進行の速さや範囲には個人差があり、早期に手術を受ければ総費用が安くなるとは限りません。「薄くなってきたかも」と感じた段階で診察を受け、薬物療法で様子を見るのか、植毛を検討するのかを相談することがポイントです。

M字ハゲと他の薄毛との違い

M字ハゲは頭頂部型の薄毛に比べると移植範囲が限られ、必要グラフト数が少なく済むケースもあります。

そのため、費用を抑えられる可能性があります。ただし、生え際全体に広がっている場合は必要グラフト数が増え、費用も高くなります。

M字ハゲと海外施術

トルコなど海外で植毛を受ける選択肢もありますが、採取できる株数や適応は個別に判断されるものです。

手術費に加え、渡航・滞在費、術後診療や合併症が起きたときの対応まで含めて、リスクと費用のトータルで比較しましょう。

当院のM字・生え際の植毛症例

M字〜生え際の自毛植毛について、当院の症例解説は以下のページでご覧いただけます(いずれも術後の経過や費用・リスクを記載しています)。

自毛植毛の費用と主なリスク・副作用

※自毛植毛は保険適用外の自由診療です。費用は基本料金205,000円(税込)+グラフト数に応じた料金(アルモHi-STANDARD法1グラフト1,078円、アルモUn-SHAVEN法1グラフト1,870円・いずれも税込)です(2026年10月時点。最新は料金ページをご確認ください)。手術は通常1回・日帰りです。術後も経過観察を行い、6〜12か月を目安に発毛の経過を評価します(仕上がりの評価にはさらに時間を要する場合があります)。

主なリスク・副作用:術後の痛み・腫れ・内出血、かさぶた、一時的な抜け毛(ショックロス)、感染、毛嚢炎、採取部や移植部のしびれ・感覚の鈍さ、傷跡、移植毛が十分に生着しない可能性があり、仕上がりには個人差があります。

よくある質問

Q. 500グラフトでどこまで植毛できますか?

500グラフトで対応できる範囲や仕上がりは、薄毛の範囲、既存毛の状態、希望する密度によって異なり、診察で判断します。
M字の一部や生え際の限られた範囲への移植が選択肢になる場合がありますが、500グラフトで対応できるかは診察で判断します。

Q. 800グラフトだと自然になりますか?

800グラフトで自然に見えるかどうかは、移植する範囲と既存毛の状態によって異なり、診察で判断します。適切なデザインと毛流れで移植を行えば、自然な仕上がりを目指せます。

ただし、自然さはグラフト数だけで決まるものではありません。

  • 生え際のデザイン
  • 毛流れや毛の向き
  • 密度のバランス
  • 医師の技術力

これらを総合的に考慮することで、周囲に気づかれにくい自然な生え際を目指せます。

Q. 植毛は何年もちますか?

自毛植毛で移植した毛髪は、定着すれば長期間維持できる可能性があります。
後頭部や側頭部の毛髪はAGAの影響を受けにくい性質があるため、移植後もその特徴を保ちやすいとされています。
ただし、植毛していない既存の髪はAGAの進行によって薄くなる可能性があるため、将来的な変化も考慮した治療計画が重要です。

Q. 植毛後もAGA治療薬は必要ですか?

多くの場合、植毛後もAGA治療薬を継続することが推奨されます。
移植した毛髪はAGAの影響を受けにくい一方で、もともと生えている髪はAGAが進行すると薄くなる可能性があります。

フィナステリドやデュタステリドなどでAGAの進行を抑えることで、植毛した髪と既存の髪のバランスを維持しやすくなります。
治療薬が必要かどうかは、年齢やAGAの進行度によって異なるため、医師と相談しながら決めることが大切です。

Q. M字ハゲは薬だけで治りますか?

AGAの進行が初期であれば、AGA治療薬によって進行を抑えたり、改善が期待できたりする場合があります。
しかし、後退した生え際を元の位置まで回復させることは難しいケースもあります。

M字ハゲが大きく進行している場合や、生え際の形を整えたい場合は、自毛植毛が有効な選択肢となることがあります。
症状や希望する仕上がりに応じて、薬と植毛を組み合わせた治療が提案されることもあります。

Q. 植毛は痛いですか?

局所麻酔で施術中の痛みを抑えますが、麻酔注射時や術後に痛みが生じることがあります。
腫れ・内出血などの程度や持続期間には個人差があり、必要に応じて鎮痛薬などで対応します。

Q. M字ハゲは何歳から増えますか?

AGAは早い方では10代後半から発症することもあり、遺伝や男性ホルモンの影響によって徐々に生え際が後退していきます。発症時期や進行には個人差があります。
「おでこが広くなった」「左右の生え際が後退してきた」と感じたら、植毛やAGA治療を行っているクリニックで診察を受けることをおすすめします。

Q. 生え際だけ植毛できますか?

はい、生え際だけの自毛植毛にも対応しています。
生え際は顔全体の印象を左右する重要な部位であるため、一人ひとりの骨格や顔立ち、将来のAGAの進行も考慮しながらデザインすることが大切です。
自然な毛流れや密度を再現することで、違和感の少ない生え際を目指すことができます。

Q. M字は残したほうがいいですか?消したほうがいいですか?

どちらが正解ということはなく、ご希望の印象や顔立ち、既存毛の状態によって変わります。M字を残す程度による印象の変化は人によって異なります。M字を控えめにして中央の密度を高めたいというご希望もお聞かせください。実施できる範囲は、既存毛やドナー毛の状態、将来の進行を踏まえて検討し、カウンセリングで一緒に決めましょう。

まとめ

この記事では、M字型薄毛の植毛にかかる費用の考え方と、治療内容・総費用を検討するときの確認事項について解説しました。

この記事のまとめ

  • 費用は「基本料金+グラフト数✕ 1グラフトの料金」
  • 治療方法やクリニックによっては高額な料金がかかる
  • AGA治療薬の併用で、将来の追加植毛を減らせる可能性がある
  • M字部分だけでなく、生え際全体とのつながりを見てデザインすることが自然さのポイント

M字型薄毛の植毛にかかる費用は、薄毛の状況によりさまざまです。

カウンセリングを受け、医師と理想の髪型のイメージを共有することが大切です。

ただし、適切なクリニックを選ばなければ、植毛の費用が高額となり治療を後悔するケースもあるので、注意が必要です。

「アルモ形成クリニック」では、カウンセリング・診察からデザイン、手術、術後検診まで、形成外科医である院長が一貫して担当しています。M字の植毛について気になることがあれば、無料カウンセリングやLINEでご相談ください。

参考:正式な料金一覧はこちら

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このコラムの著者

アルモ形成クリニック 
院長 内田直宏

筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

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