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なおるん毛髪情報局

なおるん毛髪情報局 治療薬・栄養・サプリメント

PHYSICIAN SUPERVISING

ページの監修医師

アルモ形成クリニック
院長 内田 直宏(なおるん先生)

  • ISHRS(国際毛髪外科学会)正会員
  • 年間200症例以上の自毛植毛を執刀
  • 違和感ゼロへ導く精密なグラデーションデザイン植毛が得意
アルモ形成クリニック 院長 内田直宏

フィナステリドをやめたらどうなる?やめるタイミングと中断・再開の注意点

  • フィナステリドはいつまで飲み続ければいいの?
  • ずっと飲んでいるのに効果が分からない
  • やめたらどうなるのか、やめるタイミングが知りたい

フィナステリド(先発品の名前はプロペシア)は、男性のAGA(男性型脱毛症)の進行を遅らせる内服薬です。続けるうちに「効果が分からない」「副作用が気になる」「費用が負担」「子どもを考えている」といった理由で、やめどきを考える方は少なくありません。

この記事では、添付文書と日本皮膚科学会のガイドラインをもとに、フィナステリドをやめたらどうなるか、やめることを考えるタイミング、すぐに中止して連絡すべき症状、やめ方・中断と再開の考え方、やめた後の治療の選択肢を解説します。

監修:内田直宏(アルモ形成クリニック院長・形成外科医)

【この記事の結論】

  • フィナステリドは、飲んでいる間にAGAの進行を遅らせる薬です。ガイドラインでは、内服を中止すると効果は消失するとされています。
  • 効果の確認には通常6か月の連日服用が必要です。6か月以上飲んでも進行の遅れがみられない場合は、医師の評価のもとで中止します(添付文書)。
  • 気分の落ち込みや死にたい気持ち、皮膚や白目が黄色くなる、唇・顔・のどのはれなどがあるときは、すぐに服用を中止して医療機関に連絡してください。
  • それ以外の理由(費用・妊活・続けにくさなど)でやめたいときは、自己判断でやめる前に、処方を受けた医師にやめた後の治療も含めて相談しましょう。

フィナステリドをやめたらどうなる?

フィナステリドは、男性ホルモンのテストステロンが、薄毛に関わるジヒドロテストステロン(DHT)に変わるのを抑えることで、AGAの進行を遅らせると考えられている薬です(フィナステリド錠 添付文書)。AGAを根治する薬ではなく、添付文書には「効果を持続させるためには継続的に服用すること」と書かれています。日本皮膚科学会のガイドライン2017年版でも、内服を中止すると効果は消失するとされています。

そのため、服用をやめると、時間がたつにつれて、AGAの影響を受けやすい生え際や頭頂部の薄毛が再び進むと考えられます。どのくらいの期間で、どの程度変化するかには個人差があり、本記事で参照した国内の添付文書と日本皮膚科学会のガイドラインには、中止後の変化の時期についての具体的な記載はありません。

やめて「よかった」と感じる場合と、注意したいこと

服用をやめると、その薬の費用や毎日飲む手間はかからなくなります。一方で、薄毛の進行を遅らせる効果は続かなくなります。また、性機能に関する副作用は、服用をやめた後も続いたという報告があり、やめれば必ず症状がなくなるとは限りません。やめるかどうかは、薄毛の状態、副作用の有無、やめた後に別の治療をするかどうかを含めて、医師と相談して決めることをおすすめします。

やめた後に抜け毛が増えたように感じたら

服用中に保たれていた毛が、やめた後にAGAの進行によって細く・少なくなっていくことがあります。抜け毛の増え方が急な場合や、円形に抜けるなどAGAとは違う抜け方の場合は、ほかの脱毛症の可能性もあるため、医療機関で診察を受けてください。

フィナステリドをやめることを考えるタイミング

フィナステリドのやめどきを考える主な場面は、次のとおりです。それぞれ、医師に相談するときの目安を紹介します。

場面考え方・相談の目安
気分の落ち込み・肝機能障害の症状・アレルギーの症状が出たすぐに服用を中止して医療機関に連絡(下の「すぐに中止して連絡すべき症状」を参照)
6か月以上飲んでも進行の遅れがみられない添付文書では投薬を中止するとされている。医師の評価を受け、ほかの治療を検討する
性機能の症状など、つらい副作用がある処方を受けた医師に相談。中止するか、ほかの治療に切り替えるかを決める
子どもを考えている(妊活)パートナーへの影響と精液への影響の両面を、医師に相談する
費用や通院の負担が大きいやめた後の薄毛の進行も踏まえ、医師と治療方針を相談する
個人輸入の薬を飲んでいる品質が確認できないため、使用をやめて医療機関で診察を受ける

6か月以上飲んでも効果がみられないとき

添付文書では、3か月の連日服用で効果が出る場合もあるものの、効果が確認できるまで通常6か月の連日服用が必要とされています。そして、6か月以上服用しても進行の遅れがみられない場合は投薬を中止すること、6か月以上続ける場合も定期的に効果を確認して継続の必要性を検討することとされています(フィナステリド錠 添付文書)。

参考として、国内の臨床試験(24〜50歳の男性のAGA患者・48週間)では、頭頂部の写真評価で「改善」と判定された割合は、1mg群で58.3%、0.2mg群で54.2%、プラセボ(有効成分を含まない錠剤)群で5.9%でした(添付文書)。つまり、すべての方で写真上の改善が確認できるわけではありません。

ただし、添付文書の中止の目安は「進行の遅れがみられない場合」です。毛量が目に見えて増えなくても、進行が抑えられていれば効果があると評価する場合があり、写真上の改善がないことだけでは中止を判断できません。

効果が分からないときは自己判断で量を増やさず、処方を受けた医師に相談してください。添付文書では、量を増やしても効果が強まることは確認されていないとされています。薄毛の原因がAGA以外である可能性も含めて確認します。

副作用がつらいとき

添付文書には、性欲減退(リビドー減退)・勃起機能不全・射精障害・精液量減少などの性機能に関する症状、肝機能障害、抑うつ症状、乳房の痛み・はれ、発疹などが記載されています。

国内の48週間の臨床試験での副作用全体(臨床検査値の異常を含む)の発現割合は、1mg群で6.5%(9/139例)、0.2mg群で1.5%(2/137例)、プラセボ群で2.2%(3/138例)でした(フィナステリド錠 添付文書)。

性機能に関する症状については、市販後に服用をやめた後も続いたという報告があります。副作用が気になるときは、処方を受けた医師に相談しましょう。頻度の詳細は「フィナステリドの副作用の確率」で解説しています。

子どもを考えているとき(妊活)

フィナステリドは、妊娠中・妊娠の可能性がある女性と授乳中の女性には使用できません。特に妊娠中の女性が服用すると、男性胎児の生殖器の発育に影響するおそれがあります。粉砕・破損した錠剤を妊婦などが取り扱わないよう注意が必要です(フィナステリド錠 添付文書)。一方、服用中の男性の精液に移行する量は極めて微量(投与量の0.00076%以下・外国人データ)とされています。

また、添付文書には、男性不妊症・精液の質の低下(精子濃度の減少など)が副作用として記載されており、服用を中止した後に精液の質が正常化または改善したとの報告もあります。

女性本人が服用したり破損した錠剤に触れたりすることへの注意、精液中に移行する薬を介したパートナーへの影響、服用した男性自身の精液の質への影響は、それぞれ別の問題として考える必要があります。精液に移行する量が微量であることは、精液の質に影響しないという意味ではありません。

妊活中に続けるか、いつやめるかは、パートナーの状況も含めて医師に相談してください。不妊の指摘を受けている場合は、生殖医療の担当医にも服用していることを伝えて相談しましょう。詳しくは「妊活中のAGA治療」で解説しています。

費用の負担が大きいとき

AGA治療は保険適用外の自由診療で、効果を保つには服用を続ける必要があるため、費用が積み重なります。当院の費用は下の「当院での対応と費用」に記載しています。費用が負担で続けにくいときは、自己判断で量を減らしたり飲む間隔をあけたりせず、処方を受けた医師に相談してください。2日に1回などの飲み方は、添付文書に定められた用法ではありません(フィナステリドの正しい飲み方)。

個人輸入の薬を使っているとき

インターネットなどで海外から個人輸入した医薬品には、有効成分が入っていない、量が違う、不純物が含まれているといった偽造品・粗悪品の可能性があります(厚生労働省)。また、個人輸入した医薬品で健康被害が起きた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。個人輸入の薬を使っている方は使用をやめ、医療機関で診察を受けてください。

すぐに服用を中止して連絡すべき症状

次のような症状があるときは、相談の予約を待たずに服用を中止し、処方を受けた医療機関にすぐ連絡してください(フィナステリド錠 添付文書)。気分の変化については、欧州医薬品庁(EMA)が、薄毛の治療でフィナステリド1mgを服用している人に気分の落ち込み・うつ・自殺念慮があらわれた場合は服用を中止して医師に相談するよう勧めていることも踏まえています(EMA)。

  • 気分の落ち込み、うつ症状、死にたい気持ち(国内の添付文書では、因果関係は明らかではないものの自殺念慮・自殺企図などの報告があるとされています。EMAは自殺念慮をフィナステリド錠の副作用として確認しており、頻度は不明としています)
  • 皮膚や白目が黄色くなる、強いだるさが続く、食欲がないなど、肝機能障害が疑われる症状
  • 発疹・じんましん・かゆみ、唇・顔・舌・のどのはれ

唇・顔・舌・のどのはれや、皮膚・白目が黄色くなる症状がある場合は、服用を中止して速やかに受診してください。処方を受けた医療機関に連絡がつかない場合は、ほかの医療機関を受診してください。

自分を傷つけそうなど身の安全を保てない場合や、のどが詰まる感じ・声が出しにくい・息苦しいなど呼吸がしにくい症状、症状が急に悪くなる場合は、医療機関からの返答を待たずに119番をしてください。服用をやめた後も症状が続くとされる状態については「ポストフィナステリド症候群(PFS)」、肝臓については「フィナステリドと肝機能障害」で解説しています。

フィナステリドのやめ方と、中断・再開の考え方

やめるときは医師に相談を

上のような症状で急いで中止する場合を除き、やめたいと思ったときは、処方を受けた医師に相談してから決めましょう。やめた後に薄毛がどう進むと考えられるか、ほかの治療に切り替えるかどうかを、頭皮の状態を見ながら相談できます。

少しずつ減らしてやめる必要はある?

添付文書には、量を少しずつ減らしながらやめる方法についての記載はありません。量を減らす・飲む間隔をあけるといった飲み方の変更は、自己判断で行わず、医師に相談してください。

一度やめて、また再開してもいい?

再開できるかどうかは、中断した理由、副作用があった場合はその経過、現在の体調や飲んでいる薬などから医師が判断します。フィナステリドの成分で過敏症(発疹・じんましん・はれなど)を起こしたことがある方は、再開できません。自己判断で再開せず、医師の診察を受けてください。再開後に効果をいつ評価するかは、中断していた期間や以前の効果、現在の薄毛の状態を踏まえて医師が判断します。

服用中・やめた後の献血

日本赤十字社の案内では、フィナステリドを服用している間と、服薬中止後1か月間は献血ができません(日本赤十字社)。献血の問診では、服用していた薬を正確に申告してください。

フィナステリドをやめた後・合わないときのほかの治療

フィナステリドが合わない場合でも、AGAの治療にはほかの方法があります。日本皮膚科学会のガイドラインでの推奨度(ガイドライン2017年版)とあわせて紹介します。推奨度は、有効性・安全性の根拠などを踏まえて、治療をどの程度勧めるかを示すものです。推奨されない治療との違いを確認できるよう、ミノキシジルの内服もあわせて記載しています。

治療仕組み・方法ガイドラインの推奨度(男性のAGA)
デュタステリドの内服5α-還元酵素のⅠ型とⅡ型の両方を抑える。通常0.1mg(必要に応じて0.5mg)を1日1回A(行うよう強く勧める)
ミノキシジルの外用(塗り薬・男性のAGAでは5%製剤)頭皮に塗る。国内では一般用医薬品として承認されているA
自毛植毛AGAの影響を受けにくい後頭部・側頭部の毛を、薄くなった部分に移す手術B(行うよう勧める)
ミノキシジルの内服国内では薄毛の治療薬として承認されていないD(行うべきではない)

出典:ガイドライン2017年版、デュタステリドカプセル 添付文書。自毛植毛について、ガイドラインでは、薬物療法で十分な効果が得られず、ほかに手段がない場合に、十分な経験と技術をもつ医師が行うことを前提に推奨度Bとされています。デュタステリドは、フィナステリドと同じく男性ホルモンに働く薬で、勃起不全・性欲減退などの性機能障害、肝機能障害、抑うつ気分なども添付文書に記載されています。フィナステリドで副作用が出た方が切り替える場合は、とくに医師とよく相談してください。また、フィナステリドなどほかの5α還元酵素阻害薬で過敏症を起こしたことがある方は、デュタステリドを使用できません。デュタステリドは、服用している間と服薬中止後6か月間は献血ができません(日本赤十字社)。

自毛植毛で生着した移植毛は、採取した部位の性質を保ち、伸びたり生え変わったりすることが期待できますが、手術のため痛み・腫れ・傷跡などのリスクがあり、仕上がりには個人差があります。また、移植した範囲にもともと生えていた毛を含め、既存の毛のAGAの進行を止める治療ではないため、薬物療法の継続を検討する場合があります。違いは「AGA治療薬と自毛植毛はどっち?」、仕組みは「自毛植毛とは」で解説しています。

なお、睡眠・食事・運動などの生活習慣を整えることは健康のために大切ですが、それだけでAGAの進行を止められるという根拠はありません。生活習慣の見直しは、治療の代わりではなく、治療とあわせて行うものと考えましょう。

当院での対応と費用(自由診療)

アルモ形成クリニック(東京・秋葉原)は自毛植毛を中心とした医療機関で、薄毛がAGAかどうかの診断、国内で承認された内服薬(フィナステリド・デュタステリド)による治療、自毛植毛を行っています。フィナステリドを続けるかやめるか迷っている方のご相談も受け付けています。初診料(対面・オンライン)は無料ですが、AGAのみの診察の場合には別途5,500円(税込)がかかります。AGA治療・自毛植毛はいずれも保険適用外の自由診療です。費用(税込・2026年10月時点)は次のとおりで、最新は料金ページをご確認ください。

治療費用(税込)期間・回数の目安主なリスク・副作用
フィナステリド「サワイ」1mg(男性のAGA)28日分 5,800円1mg錠を処方された場合は1日1回1錠。効果の確認には通常6か月の連日服用が必要で、6か月以上服用しても進行遅延がみられない場合は医師の判断で中止する。効果を保つには継続服用が必要性欲減退・勃起機能不全・射精障害、肝機能障害、抑うつ症状、乳房の症状、発疹など。自殺念慮・自殺企図の報告(国内の添付文書では因果関係は明らかではないとされ、EMAは自殺念慮を副作用として確認・頻度不明)。女性には使用しない。20歳未満での安全性・有効性は確立していない
デュタステリドカプセル0.5mgZA「トーワ」(男性のAGA)30日分 7,800円0.5mgカプセルを処方された場合は1日1回1カプセル。治療効果の評価には通常6か月の治療が必要で、6か月以上服用しても改善がみられない場合は医師の判断で中止する。継続中も定期的に効果と継続の必要性を確認する勃起不全・性欲減退などの性機能障害、肝機能障害・黄疸、乳房障害、抑うつ気分など。女性・小児・重度の肝機能障害がある方、本剤の成分やフィナステリドなどほかの5α還元酵素阻害薬で過敏症を起こしたことがある方には使用しない。20歳未満での安全性・有効性は確立していない

薬の効果には個人差があります。服用中は、症状や必要に応じて検査で体の状態を確認しながら治療を続けます。通院の間隔と費用の詳細は診察時にご案内します。AGA治療については「AGA治療」のページもご覧ください。

※自毛植毛は保険適用外の自由診療です。費用は基本料金205,000円(税込)+グラフト数に応じた料金(アルモHi-STANDARD法(刈り上げる自毛植毛)1グラフト1,078円、アルモUn-SHAVEN法(刈り上げない自毛植毛)1グラフト1,870円・いずれも税込)です。別途、植毛手術前の血液検査11,000円(税込)がかかり、感染症がある方は感染症対策料198,000円(税込)が別途かかります。手術費用の例として、M字(800グラフト)の場合、血液検査を含めてアルモHi-STANDARD法 1,078,400円/アルモUn-SHAVEN法 1,712,000円(税込)です(感染症対策料が必要な場合は別途198,000円)。必要なグラフト数は薄毛の範囲とデザインによって診察で判断するため、費用には個人差があります(2026年10月時点。最新は料金ページをご確認ください)。手術は通常1回・日帰りで、手術前の診察と術後の検診が別にあります。当院では、術後約3か月から発毛が始まり、約8か月で生えそろってくることを経過の目安として案内しており、仕上がりの確認は約1年が目安です(当院のよくあるご質問に記載している一般的な経過の目安。個人差があり、範囲や経過によって追加の施術や受診が必要になる場合があります)。主なリスク・副作用:術後の痛み・腫れ・内出血、かさぶた、術後の抜け毛(ショックロス。多くは一時的ですが、既存の毛が回復しない場合があります)、感染、毛嚢炎、採取部や移植部のしびれ・感覚の鈍さ、傷跡、移植毛が十分に生着しない可能性があり、仕上がりには個人差があります。

フィナステリドのやめどきについてよくある質問

Q1. フィナステリドは一生飲み続けないといけませんか?

A. 添付文書では、効果を持続させるためには継続的に服用することとされ、6か月以上続ける場合も定期的に効果を確認して継続の必要性を検討することとされています。続ける期間に決まった終わりはなく、効果・副作用・生活の状況を見ながら、医師と相談して決めていきます。

Q2. やめたら、飲む前より薄毛が悪くなりますか?

A. ガイドラインでは、内服を中止すると効果は消失するとされています。服用を始める前の状態に戻るだけとは限らず、AGAは時間とともに進行するため、始める前より薄毛が進んだ状態になる可能性もあります。どの程度・どのくらいの期間で変化するかには個人差があり、本記事で参照した国内の添付文書と日本皮膚科学会のガイドラインには、中止後の変化の時期についての具体的な記載はありません。

Q3. 飲み始めに抜け毛が増えたら、やめたほうがいいですか?

A. 飲み始めに抜け毛が増えたように感じる方がいますが、添付文書にはこうした「初期脱毛」についての記載はなく、分かっていることは限られます。自己判断でやめたり続けたりせず、抜け毛の量や期間、抜け方を処方を受けた医師に伝えて相談してください。

Q4. 植毛をしたら、フィナステリドはやめられますか?

A. 自毛植毛で生着した移植毛は、採取した部位の性質を保ち、伸びたり生え変わったりすることが期待できますが、移植した範囲にもともと生えていた毛を含め、既存の毛のAGAの進行を止める治療ではありません。そのため、手術後も薬物療法の継続を検討する場合があります。続けるかどうかは、薄毛の範囲や今後の進行の見通しを踏まえて医師と相談してください。

Q5. フィナステリドからデュタステリドに切り替えられますか?

A. 医師の判断で切り替えることがあります。ただし、デュタステリドもフィナステリドと同じく5α-還元酵素を抑える薬で、性機能障害・肝機能障害・抑うつ気分などの副作用が添付文書に記載されています。フィナステリドで過敏症を起こしたことがある方は使用できません。

Q6. やめた後に、また飲み始めてもいいですか?

A. 再開できるかどうかは、中断した理由、副作用の経過、現在の体調などから医師が判断します。フィナステリドの成分で過敏症を起こしたことがある方は使用できません。自己判断で再開せず、医師の診察を受けてから再開してください。再開後の効果の評価時期も、中断していた期間や以前の効果を踏まえて医師が判断します。

まとめ

  • フィナステリドは飲んでいる間にAGAの進行を遅らせる薬で、ガイドラインでは、内服を中止すると効果は消失するとされている
  • 効果の確認には通常6か月の連日服用が必要。6か月以上飲んでも進行の遅れがみられなければ、医師の評価のもとで中止する
  • 気分の落ち込み・死にたい気持ち、肝機能障害が疑われる症状、はれやじんましんなどがあれば、すぐに服用を中止して医療機関に連絡する
  • 上のすぐに中止すべき症状がある場合を除き、副作用・妊活・費用などでやめたいときは、自己判断でやめたり量を減らしたりせず、やめた後の治療も含めて医師に相談する
  • 服用中と服薬中止後1か月間は献血できない
  • AGA治療・自毛植毛は保険適用外の自由診療。効果には個人差があり、副作用・リスクがある

フィナステリドを続けるか迷っている方、薄毛の原因や治療方法について相談したい方は、無料カウンセリングをご利用ください(AGAのみの診察の場合には別途5,500円・税込がかかります)。公式LINEでもご相談を受け付けています。よくあるご質問も参考になります。

お問い合わせ:アルモ形成クリニック 03-3518-5641(10:00〜19:00・休診 月・木(祝日は営業))

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フィナステリド2mgについて – なおるん薄毛相談室

AGA治療薬 – なおるん薄毛相談室

参考文献

このコラムの著者

アルモ形成クリニック 
院長 内田直宏

筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

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