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なおるん毛髪情報局

なおるん毛髪情報局 自毛植毛の基礎知識

PHYSICIAN SUPERVISING

ページの監修医師

アルモ形成クリニック
院長 内田 直宏(なおるん先生)

  • ISHRS(国際毛髪外科学会)正会員
  • 年間200症例以上の自毛植毛を執刀
  • 違和感ゼロへ導く精密なグラデーションデザイン植毛が得意
アルモ形成クリニック 院長 内田直宏

植毛後に他の美容施術を受けるのはいつから?眉下切開・糸リフト・注入治療との間隔と順番

植毛後の美容施術の時期を説明する記事のイメージ画像(クリニックの相談室)

【この記事の結論】
自毛植毛の後に、眉下切開・まぶたの手術・糸リフト・ボトックスやヒアルロン酸の注入などの美容施術を受けることは、多くの場合可能です。ただし、すべての施術に共通する「何日空ければよい」という決まった日数はありません。

間隔は、以下のの3点で考えます。
①施術する場所が移植部・採取部に近いかx
②頭皮の中に糸や針を入れるか
③植毛後の腫れやかさぶたが落ち着いているか

当院では、眉下切開のように顔を切る手術は、植毛後の腫れが引いて移植部の状態を確認してから、1か月程度以上の間隔を目安にしています。

一方、額縮小術のように生え際を切開する手術は、植毛より先に行い、傷跡や皮膚の状態が落ち着いてから植毛を検討する順番を基本にしています。どの施術も、植毛の手術日・移植部と採取部の範囲・飲んでいる薬を施術先に伝え、担当医の判断で時期を決めてください。

※この記事は、植毛の前後に「ほかの美容施術」を受けるときの間隔と順番に絞って解説します。植毛後の生活全般の制限(洗髪・運動・飲酒など)は「植毛のダウンタイムはいつまで続く?」、植毛後の腫れの経過は「植毛後の腫れ・むくみはいつまで?」で解説しています。

当院では植毛と美容外科の両方を行っているため、施術の時期や順番をまとめてご相談いただけます(詳しくはこちら)。

間隔を決める3つの視点

植毛後に別の施術を受けてよい時期は、施術の名前だけでは決まりません。次の3つを組み合わせて考えます。

視点 考える理由 確認したいこと
① 施術する場所 移植部(生え際・頭頂部など)や採取部(後頭部・側頭部)に近いほど、圧迫・摩擦・消毒薬などの影響を受けやすい 施術部位と植毛した範囲がどのくらい離れているか
② 頭皮に器具が入るか 糸・針・切開が毛の生えている部分に及ぶと、移植した毛や既存の毛の毛根を傷つけるおそれがある 糸の固定位置、注射や切開のラインが有毛部にかかるか
③ 植毛後の経過 植毛直後は移植したグラフト(毛の株)が安定するまでの大切な時期で、腫れやかさぶたも残っている 腫れ・かさぶた・赤みが落ち着いているか、担当医の許可があるか

このほか、手術を伴う施術では、麻酔、飲んでいる薬、出血のしやすさ、体調、傷の治り具合も確認します。

植毛後の早い時期は、ぶつけたりこすったりするとグラフトが抜けることがあり、かさぶたが付いているあいだはこの心配が残ると考えられています(一般的な知見)。最初の数日〜1週間の過ごし方は「植毛後48時間が重要といわれる理由」で解説しています。この時期は、ほかの施術で頭を固定したり、移植部に器具やタオルが触れたりすること自体を避けたい時期です。

また、植毛後は額から目の周りに腫れが下りてくることがあります。当院では、術後2〜3日目ごろから目立ち始め、多くは1週間前後で落ち着いていくことを目安としてご案内しています(個人差があります)。詳しくは「植毛後の腫れ・むくみはいつまで?」をご覧ください。目元の施術では、この腫れが残っているあいだはデザインや仕上がりの評価がしにくくなります。

施術別の考え方の目安

以下は、当院の考え方をまとめた一般的な目安です。実際の時期は、植毛の範囲・経過・施術の内容によって変わるため、担当医が診察で判断します。

施術 移植部・採取部との関係 植毛後に受けるときの考え方
眉下切開・上まぶたのたるみ取り・脂肪取り 頭皮からは離れているが、植毛後の腫れが目の周りに出やすい 腫れが引き、移植部の状態を確認してから。当院では1か月程度以上の間隔を目安にしています(院長見解)。目元の腫れが引いて評価しやすくなるためで、この間隔で移植毛への影響がないことを直接調べた十分なデータはありません
下まぶた(クマ取りなど) 頭皮からは離れている 眉下切開と同じく、植毛後の腫れが落ち着いてから評価する。時期は担当医と相談
額縮小術など、生え際を切開する手術 移植部(生え際)そのものに傷ができる 植毛の後ではなく、先に行う順番が基本(次の章で解説)
糸リフト 糸の種類によっては、こめかみなど髪の生えている部分に糸を入れたり固定したりする 糸が有毛部に入るかどうかで判断が変わる(後の章で解説)
ボトックス・ヒアルロン酸などの注入 多くは顔への注射。額の注射は生え際に近いことがある 植毛と同じ日に行う場合(後述)を除き、移植部から離れた部位でも術後の数日間は避け、腫れや移植部の状態を確認してから担当医が判断する(一律の日数は示せない)。額の上の方など生え際に近い部位は、移植部の状態を見て判断
ほくろ取り・できもの取り(顔) 頭皮からは離れていることが多い 部位と大きさによる。頭皮のできものは、植毛した範囲との位置関係を確認してから
眉のアートメイク 頭皮からは離れている 植毛後の腫れが目元に出ている時期は避け、落ち着いてから。頭皮のアートメイク(SMP)は移植部・採取部に直接行うことがあるため別の注意が必要で、植毛後の皮膚の回復と仕上がりを評価してから時期を検討する

頭皮へのアートメイク(SMP)と植毛の関係は「SMP(頭皮アートメイク)をすると植毛できなくなる?」で別に解説しています。美容院でのパーマ・カラーなど、施術ではないヘアケアの時期は「自毛植毛後に髪が抜けた原因はパーマ?」をご覧ください。

なお、当院では植毛と同じ日に、ボトックスやヒアルロン酸などの施術を希望される方もいます(院長のnoteより)。同じ日に行うかどうかは、手術時間、麻酔の量、服薬、腫れの出方、施術部位が移植部から離れているかを考えて担当医が判断し、日を分けることも含めて慎重に検討します。特に、クマ取りなど切開や出血を伴う手術を同じ日に行うかは、麻酔・出血・術後管理の面から個別に検討が必要で、すべての方に勧めるものではありません。

植毛より先に受けた方がよい施術:生え際を切開する手術

額縮小術(生え際を切開して額を狭くする手術)や、生え際・頭皮を切開する額のリフトなどは、植毛より先に行うのが基本です。植毛した後に生え際を切開すると、移植した毛の一部を切除したり、毛の向きや並びが変わったりするおそれがあるためです。

海外の植毛の教科書でも、生え際や前頭部の頭皮を切開する顔の手術(額の形を整える手術、眉の位置を上げる手術など)を検討している方は、植毛の前にそれらを受けることが勧められています。切開でできた傷跡は、その後の植毛で目立ちにくくする(カモフラージュする)ことができると紹介されています(一般的な知見)。

額縮小術と植毛を同時に行うこともありますが、当院では基本的に、額縮小術の後に傷跡や周りの皮膚の状態が落ち着いてから植毛を検討します(院長見解)。術後2〜3か月ごろから経過を評価することがありますが、その時点で植毛できるとは限りません。なお、傷跡が十分に成熟するにはさらに長い期間がかかることがあり、傷跡そのものに移植する場合は、血流や傷跡の硬さ・厚みを確認して、さらに期間を空けることがあります。時期を空ける主な理由は次のとおりです。

  • 必要なグラフト数を見積もりやすい:腫れが引き、傷跡や周りの皮膚が落ち着いてからの方が、額の広さや生え際の形を評価しやすく、移植する量を決めやすくなります。
  • 移植する皮膚の状態を確認できる:切開部の近くに移植する場合は、赤みや硬さが落ち着いているかを見てから計画します。

当院の額縮小術では、切開部の周りの毛包への損傷をできるだけ減らすことを目的に、毛の向きに合わせて斜めに切開する方法(毛包斜切開)を採用しています。ただし、術後に切開部の周りの脱毛や傷跡が生じる可能性があります。手術の内容は額縮小術のページで紹介しています。傷跡への植毛の考え方は「植毛の傷跡は残る?」や「瘢痕(傷跡)への植毛と脂肪注入」も参考にしてください。

一方、眉下切開のように頭皮から離れた顔の手術を先に受けている場合、当院ではそれだけを理由に植毛の時期を制限していません(当院の方針)。顔の傷が落ち着いているか、植毛後の腫れで傷に負担がかからないかを診察で確認します。

糸リフトと植毛:糸が髪の生えている部分に入るかが分かれ目

糸リフトにはいくつかの種類があり、顔の皮下に糸を入れるだけのものもあれば、こめかみなど髪の生えている部分に糸を通して固定するものもあります。糸を入れる位置によって、植毛との関係は大きく変わります。

  • 糸が有毛部に入らない場合:移植部・採取部から離れているため、植毛後の経過を見ながら時期を決められます。当院では、位置によっては長い期間(例えば1〜2年)を一律に空ける必要はないと考えています(院長見解)。
  • 糸の刺入点・通り道・固定位置がこめかみ・側頭部など有毛部に及ぶ場合:毛包を直接傷つけたり、周りの組織に炎症が起きたりして、脱毛が起こるおそれがあります(院長見解)。こめかみ〜側頭部は、植毛で毛を採取する場所(採取部)や、こめかみの生え際をつくる移植部になることもあります。

植毛と糸リフトの両方を考えている方は、どちらを先に受ける場合でも、糸を入れる位置と植毛の採取・移植の範囲が重ならないかを、それぞれの担当医に確認してください。植毛を受けた医療機関と糸リフトを受ける医療機関が違う場合は、植毛の範囲が分かる写真や手術記録があると判断しやすくなります。

糸リフトが植毛の生着や採取部の傷跡にどの程度影響するかを調べた十分なデータはありません(根拠が限られる)。この記事の内容は、院長の臨床上の考え方として読んでください。当院で行っている美容施術の種類は美容外科メニューでご確認いただけます。

植毛後に施術を受けるときの注意点

時期が来ていても、施術の受け方によっては移植部に負担がかかることがあります。次の点を施術先と確認しておくと安心です。

注意点 理由 対策の例
頭の固定・圧迫 施術中のヘッドバンド、頭を固定する器具、枕やベッドとの摩擦が移植部に当たることがある 植毛した範囲を伝え、移植部に物が当たらない姿勢や固定方法にしてもらう
消毒・洗顔・クレンジング 施術前後の消毒薬や洗顔料が、かさぶたの残る移植部をこすることがある 移植部に触れない範囲で行ってもらう。かさぶたは無理に取らない
冷却・マスク・テープ 術後の冷却材や固定テープが生え際にかかることがある 生え際を避けて当ててもらう
飲み薬の重なり 植毛後の痛み止め・抗生剤と、施術後に処方される薬が重なることがある 飲んでいる薬を施術先に伝える
腫れの評価 植毛後の腫れが残っていると、目元の施術のデザインや仕上がりを判断しにくい 腫れが落ち着いてから診察・デザインを行う

帽子やヘルメットなど、日常で移植部に物が当たる場面の目安は「植毛後の帽子はいつからOK?」、かさぶたの扱いは「植毛のかさぶたはいつ取れる?」で解説しています。また、植毛後しばらくして起こる既存毛の一時的な抜け毛(ショックロス)は、ほかの施術を受けたこととは関係なく起こることがあります(「植毛後のショックロスとは?」)。施術の後に抜け毛が増えたように感じても、自己判断せず担当医に相談してください。

この記事で取り上げた主な美容施術の費用とリスク

当院で行っている施術の標準的な料金(税込・自由診療)と、主なリスク・副作用です。料金は2026年10月時点の美容外科メニューによります。必要な回数や範囲は診察で決まり、効果や経過には個人差があります。

施術 内容 料金の例(税込) 主なリスク・副作用
眉下切開(上眼瞼リフト) 眉の下の皮膚を切除して、上まぶたのたるみを取る手術。通常1回 385,000円 腫れ・内出血・痛み、傷跡、左右差、感覚の鈍さ、感染、眉毛の脱毛、たるみの再発
上まぶたの脂肪取り 上まぶたの脂肪を取り除く手術 110,000円 腫れ・内出血、左右差、くぼみ、感染
糸リフト 医療用の糸を皮下に入れて、たるみを引き上げる施術。効果は時間とともに弱まり、繰り返すことがある 2本 110,000円〜 腫れ・内出血・痛み、ひきつれ・凹凸、糸が透ける・出てくる、感染、刺入部の脱毛、左右差
ボトックス注射 しわの原因になる筋肉の動きを弱める注射。効果は一時的で、繰り返すことがある 眉間 28,500円、額全体 40,000円など 内出血、表情の違和感、まぶたや眉の下がり、左右差、頭痛
ヒアルロン酸注射 ヒアルロン酸を注入して、くぼみやしわを目立ちにくくする注射。吸収されるため繰り返すことがある 0.1ccあたり11,000円+手技料1か所1,100円 腫れ・内出血、しこり・凹凸、感染、まれに血管が詰まることによる皮膚の障害や視力障害

このほかの施術や詳しい料金は、美容外科メニューと診察時の説明でご確認ください。他院で受ける施術の費用やリスクは、施術を受ける医療機関にご確認ください。

植毛と美容施術を同じクリニックで受けるという選択肢

ここまで解説してきたように、植毛後に美容施術を受けるときは、植毛した範囲・手術日・経過・飲んでいる薬を施術先に伝え、時期や施術の位置を調整する必要があります。植毛と美容施術を別々の医療機関で受ける場合は、こうした情報を患者さん自身が伝え、両方の医師に確認することになります。

当院では自毛植毛に加えて、眉下切開・まぶたの手術・糸リフト・注入治療などの美容外科も行っています。同じクリニックで受ける場合は、次のような点で計画を立てやすくなります。

  • 植毛の範囲と経過を把握したうえで計画できる:移植部・採取部の位置や術後の経過を診察記録で確認したうえで、美容施術の時期や、糸・注射を入れる位置を検討します。
  • 情報を伝え直す手間が少ない:手術日・移植範囲・処方している薬などを院内で共有できるため、写真や手術記録を用意して説明し直す必要が少なくなります。
  • 施術の順番から相談できる:額縮小術と植毛のように順番が大切な組み合わせも、全体の計画として一緒に検討できます。
  • 条件が合えば同じ日の施術も検討できる:手術時間・麻酔の量・施術部位などを踏まえ、担当医が可能と判断した場合に限ります。日を分けた方がよい場合もあります。

もちろん、植毛と美容施術を別の医療機関で受けることもできます。その場合も、時期について植毛の担当医にご相談ください。他院で植毛を受けた方の美容施術のご相談もお受けしています。

自毛植毛の費用と主なリスク・副作用

当院の自毛植毛は、後頭部などから毛包単位で毛を採取し、薄毛の部分へ移植する手術(FUE)です。保険適用外の自由診療です。手術料金は「基本料金205,000円(税込)+1グラフトあたりの料金×グラフト数」で計算し、1グラフトあたりの料金は、刈り上げるアルモHi-STANDARD法が1,078円、刈り上げないアルモUn-SHAVEN法が1,870円(いずれも税込)です。総額の例:1,000グラフトを刈り上げる方法で行う場合、205,000円+1,078円×1,000=1,283,000円(税込)です。このほか手術前の血液検査11,000円(税込)がかかり、所定の感染症がある方は別途感染症対策料198,000円(税込)がかかります(対象となる感染症や適用条件は事前にご説明します)。血液検査を含めると、1,283,000円+11,000円=1,294,000円(税込)です。眉下切開・糸リフト・注入治療などの美容施術も自由診療で、植毛とは別に費用がかかります。詳しくは植毛メニュー(料金表)をご覧ください。

主なリスク・副作用:術後の痛み・腫れ(額や目の周りに出ることがあります)・内出血・出血、かさぶた、かゆみ、既存毛の一時的な脱毛(ショックロス。回復しない場合を含む)、感染、毛嚢炎、採取部や移植部のしびれ・感覚の鈍さ、採取部の点状の傷跡や密度の低下、移植部の凹凸、移植毛が十分に生着しない可能性、仕上がりに左右差が出る可能性があり、仕上がりの自然さや密度の感じ方には個人差があります。植毛後の早い時期に移植部を圧迫・摩擦すると、グラフトが抜けることがあります。ほかの美容施術のリスクは、前の章の表をご覧ください。自毛植毛はAGAの進行を止めるものではありません。当院の症例は症例紹介でご覧いただけます(仕上がりには個人差があります)。

植毛後の美容施術に関するよくある質問

Q. 植毛と同じ日に、ボトックスやヒアルロン酸を受けることはできますか?

当院では、植毛と同じ日に注入治療などを希望される方もいます。ただし、同じ日に行うかどうかは、手術時間や麻酔の量、服薬、施術部位が移植部から離れているか、腫れの出方などを考えて担当医が判断し、日を分けることもあります。生え際に近い額への注射などは、時期をずらすことがあります。

Q. 植毛の後、どのくらいで眉下切開を受けられますか?

当院では、植毛後の腫れが引いて移植部の状態を確認したうえで、1か月程度以上の間隔を目安にしています(院長見解)。眉下切開は頭皮から離れていますが、植毛後の腫れが目の周りに残っているとデザインが難しくなるためです。実際の時期は、植毛の経過を診察して決めます。

Q. すでに糸リフトを受けています。植毛はできますか?

糸を入れた位置によります。こめかみや側頭部など、植毛の採取部・移植部に糸が入っている場合は、その範囲を避けて計画することがあります。糸リフトを受けた時期や種類が分かる資料があれば、カウンセリングの際にお持ちください。

Q. 植毛後、ほかのクリニックで美容施術を受けてもよいですか?

受けること自体は可能です。施術先には植毛を受けた日・範囲・使っている薬を伝え、時期について植毛の担当医にも相談してください。ほかの疑問はよくある質問のページにもまとめています。

Q.植毛後、ほかのクリニックで美容施術を受けてもよいですか?

当院で植毛を受けた方は、当院の美容外科で、植毛の経過と合わせて時期や位置を検討することもできます。

まとめ

  • 植毛後にほかの美容施術を受けることは多くの場合可能ですが、すべての施術に共通する決まった日数はありません。
  • 間隔は、施術する場所が移植部・採取部に近いか、頭皮に糸や針を入れるか、植毛後の腫れやかさぶたが落ち着いているか、で考えます。
  • 当院では、眉下切開など顔の手術は植毛後の腫れが引いてから、1か月程度以上の間隔を目安にしています。生え際を切開する額縮小術などは植毛より先に行い、傷跡や皮膚の状態が落ち着いてから植毛を検討する順番を基本にしています。
  • 糸リフトは、糸が髪の生えている部分に入るかどうかで判断が変わります。どの施術も、植毛を受けた日と範囲を施術先に伝えてください。自毛植毛の全体の流れは自毛植毛のページで紹介しています。

参考文献:Unger R, Shapiro R, eds. Hair Transplantation. 6th ed. Thieme; 2022(第75章 トランスジェンダーの方の植毛:生え際や前頭部を切開する顔の手術は植毛の前に行うことが勧められ、その傷跡は植毛で目立ちにくくできること)。料金は当院の植毛メニュー(料金表)(2026年10月時点・税込)によります。「当院では」「院長は」とある記述は、院長の臨床上の見解または当院の案内です。


執筆:編集部/監修:内田直宏医師

このコラムの著者

アルモ形成クリニック 
院長 内田直宏

筑波大学医学部卒業後、マイクロサージャリー(顕微鏡手術)を含む形成外科施術に6年間従事。
東京、秋葉原でアルモ形成クリニックを開院。
沖縄から北海道まで、遠方の患者様に多くご来院いただいております。
年間200症例以上の自毛植毛施術を執刀しており、AGA治療(内服療法、注射療法、レーザー治療)や美容外科施術にも長けている。
自毛植毛だけでは実現の難しい、額をせまくする手術やFUT植毛による傷跡のカバーアップなどといった技術も高く評価を受けている。

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